ｻﾄｰ／経常利益は前年比３･３％増（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｻﾄｰ／経常利益は前年比３･３％増（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　　経常利益　四半期純利益24年3月期第1四半期　19,578 1.5 　904 0.3 　　　798 3.3 　　467 55.523年3月期第1四半期　19,291 7.5 　901 420.9 　773 231.3 　300 336.1
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報３月に発生した東日本大震災の影響により､国内では設備投資や生産活動の低下がみられましたが､部品供給網の復旧が想定よりも早く進むなど､経済活動は徐々に回復の兆しが見えてまいりました｡このような経営環境のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは､各国､各市場別に営業施策を推進するとともに､引き続き､生産性の向上及び製造ｺｽﾄの低減､各種経費節減への取り組みを実施してまいりました｡また､海外事業での売上拡大をはかるため､日本からの支援を強化してｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ展開を加速するなど､事業拡大に向けた取り組みを強化しております｡これらの活動の結果､当第１四半期の連結経営成績は､売上高19,578百万円（前年同四半期比101.5％）､営業利益904百万円（同100.3％）､経常利益798円（同103.3％）､四半期純利益467百万円（同155.5％）と僅かながらでありますが増収増益となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の状況は以下のとおりであります｡
＜日本＞東日本大震災の影響を受けながらも､市場別の各事業部が顧客ﾆｰｽﾞを捉えた提案を行ってまいりました｡当第１四半期においては､震災により物量の荷動きが鈍化するなかで､ｻﾌﾟﾗｲ製品売上が前年並みとなりましたが､ﾒｶﾄﾛ製品売上については製造業を中心に電子ﾌﾟﾘﾝﾀの回復傾向が明らかなものとなりました｡また､自動認識の新しい技術提案を絡めた商談が活発化するなど､新規用途に対する提案により､新たな市場成長を見込んでおります｡これらの取り組みの結果､売上高14,871百万円（前年同四半期比101.7%）､営業利益841百万円（同103.0%）となりました｡
＜米州＞OEM商談が順調に拡大しており､大手小売業向けに値下げ管理ｼｽﾃﾑ商談や､食材の消費期限管理ｼｽﾃﾑ商談が進行中で今後の売上拡大を見込んでおります｡また､ｱﾊﾟﾚﾙ向けﾗﾍﾞﾙ･ﾀｸﾞ印字受託事業の売上増に向けた営業活動を強化しているほか､南米での販売ﾁｬﾈﾙ拡大に向け新たな拠点展開を準備しております｡これらの取り組みにより､売上高は1,513百万円（前年同四半期比93.9%[為替影響を除く前年同四半期比105.7％]）､営業利益15百万円（同29.8%）となりました｡
＜欧州＞ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞのﾗﾍﾞﾙ新工場の稼動により生産供給体制の整備を進めており､ﾄﾞｲﾂとｽﾍﾟｲﾝ子会社の黒字化を目指し収益基盤確立のための施策を講じております｡売上面においては､欧州全域でﾏｰｸﾀﾞｳﾝ商談が活発化しているほか､代理店ﾈｯﾄﾜｰｸの拡充とｼｽﾃﾑﾃﾞｨｰﾗｰとの協業を進め販路開拓の準備を行っております｡これらの取り組みにより､下期以降黒字を見込める体質になる予定であります｡当第１四半期は､売上高1,581百万円（前年同四半期比96.9%[為替影響を除く前年同四半期比97.3%]）､営業損失69百万円（前年同四半期は営業損失41百万円）となりました｡
＜ｱｼﾞｱ･ｵｾｱﾆｱ＞ｱｼﾞｱ地域については､ｱｼﾞｱ日系企業からの受注が一時停滞し伸びが鈍化したものの､各国で製造業､大手流通業､公共ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄなどの需要増があり業績を牽引しました｡中国では日系商談も活発化していることから､日本からの支援を強化しているほか､ﾒｲﾄﾞｲﾝﾁｬｲﾅ需要に対応するため製品組立工場の稼動を開始しております｡ｵｾｱﾆｱ地域については乳製品製造や食品加工業への売上が好調だったほか､ﾍﾙｽｹｱ用途での大型商談が複数進行中です｡これらの取り組みにより､売上高は1,611百万円（前年同四半期比112.6%[為替影響を除く前年同四半期比114.2％]）､営業利益92百万円（同138.5%）となりました｡製品別の状況は以下のとおりであります｡a. ﾒｶﾄﾛ製品売上高 7,293百万円（前年同四半期比104.6%）b. ｻﾌﾟﾗｲ製品売上高 12,285百万円（前年同四半期比 99.7%）