高砂鐵工／ｽﾃﾝﾚｽ事業（一部）の事業譲渡契約締結およびめっき事業の撤退｜物流ﾆｭｰｽ

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■高砂鐵工／ｽﾃﾝﾚｽ事業（一部）の事業譲渡契約締結およびめっき事業の撤退

ｽﾃﾝﾚｽ事業（一部）の事業譲渡契約締結およびめっき事業の撤退に関するお知らせ
当社は､平成２３年６月１０日付け｢当社事業の抜本的改善策の検討に関するお知らせ｣でお知らせしておりました､ｴﾝﾎﾞｽ製品を除くｽﾃﾝﾚｽ国内販売事業をＮＳｽﾃﾝﾚｽ株式会社（以下､｢ＮＳｽﾃﾝﾚｽ｣という）に譲渡すること､およびめっき事業の撤退について検討してまいりましたが､これらにつき本日開催の取締役会において下記の通り決議いたしましたので､お知らせいたします｡
記
Ⅰ．ｽﾃﾝﾚｽ事業について当社は､本日開催の取締役会において､ｴﾝﾎﾞｽ製品を除くｽﾃﾝﾚｽ国内販売事業をＮＳｽﾃﾝﾚｽに譲渡することを決議し､事業譲渡契約書を締結いたしました｡１．事業譲渡の理由当社は､早期に収益力を向上させるとともに財務体質を強化するため､ｴﾝﾎﾞｽ製品を除くｽﾃﾝﾚｽ国内販売事業を､新日鐵住金ｽﾃﾝﾚｽ株式会社のﾒｰｶｰ商社であるＮＳｽﾃﾝﾚｽに譲渡し､当社はＮＳｽﾃﾝﾚｽからの受託を中心とする加工受託事業に特化いたします｡
２．事業譲渡の概要（１）譲渡事業の内容ｴﾝﾎﾞｽ製品を除くｽﾃﾝﾚｽ国内販売事業（譲渡後のＮＳｽﾃﾝﾚｽでの事業継続に必要な棚卸資産を含む）（２）ｽﾃﾝﾚｽ事業の売上高（平成２３年３月期）ｽﾃﾝﾚｽ事業(a)（めっき･加工品を除く）
売上高６，０８４百万円
平成２３年３月期連結実績(b)売上高１７，０９１百万円
比率(a/b)３５．６％（３）譲渡する資産（棚卸資産）の金額７.３億円（平成２３年５月３１日現在）（４）譲渡価格および決済方法譲渡価格：７.１億円､ただし本価格のうち､譲渡する棚卸資産は平成２３年５月３１日時点の数量･時価をﾍﾞｰｽとしたものであり､決済時には事業譲渡実行日時点の数量･時価に価格確定されます｡決済方法：現金決済（５）ＮＳｽﾃﾝﾚｽの概要商号：ＮＳｽﾃﾝﾚｽ株式会社本店所在地：東京都中央区日本橋本石町３－２－２代表者氏名：大野譲設立年月日：２００７年（平成19年）７月１日資本金：２０億円株主：住友商事株式会社･日鐵商事株式会社･新日鐵住金ｽﾃﾝﾚｽ株式会社従業員：１００名売上高：７５０億円上場会社と当該会社の関係：資本関係当社のその他の関係会社である新日鐵住金ｽﾃﾝﾚｽ株式会社の持分法適用関連会社であります｡人的関係ありません取引関係ｽﾃﾝﾚｽ鋼板の購入･販売関連当事者への該当状況該当しません
３．今後の日程①平成２３年７月２２日当社取締役会決議②平成２３年７月２２日事業譲渡契約書締結③平成２３年１０月１日事業譲渡実行（予定）④平成２３年１０月１４日譲渡対価決済（予定）なお､本件事業譲渡は､会社法第４６７条第１項第２号規定の｢事業の重要な一部の譲渡｣に該当しない事業の一部譲渡であり､株主総会の決議を要しません｡Ⅱ．めっき事業について当社のめっき事業は､顧客先における材質転換､競争激化に伴い､受注低迷が続き赤字が長期化しております｡今後も大幅な回復は見込めない状況であることから､平成２３年９月末日をもって撤退いたします｡Ⅲ．今後の見通し本件により､平成２４年３月期連結会計年度に特別損失の計上が見込まれますが､当社連結業績に与える影響につきましては､詳細が判明次第別途開示いたします｡今後当社といたしましては､ｽｷﾝﾊﾟｽによるｴﾝﾎﾞｽ商品やﾌﾟﾚｽﾌﾟﾚｰﾄ､高精度ﾊﾟｲﾌﾟ商品は今後とも当社の特長商品として差別化を図り､ﾏｰｹｯﾄの拡大と収益力の強化に努めます｡また､当社の主力製品であるみがき帯鋼製品は､この分野でのﾊﾟｲｵﾆｱとして長年にわたる事業蓄積をべｰｽとし､原材料の主要調達先であります新日本製鐵株式会社との品質･技術面等における連携も一層深めつつ､商品力･競争力の向上を図っていく所存であります｡

以上