ﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙ／日本国内に新たなｸﾞﾗｽｳｰﾙ工場を建設｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙ／日本国内に新たなｸﾞﾗｽｳｰﾙ工場を建設

ﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙ､日本国内に新たなｸﾞﾗｽｳｰﾙ工場を建設　日本における断熱材のﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞｶﾝﾊﾟﾆｰ､ｻﾝｺﾞﾊﾞﾝ･ｸﾞﾙｰﾌﾟのﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙ株式会社（東京都千代田区）は､西日本での顧客ｻｰﾋﾞｽ向上のため､同地方にｸﾞﾗｽｳｰﾙの新工場を建設することを決定いたしました｡　今回建設する工場は､年間６万ﾄﾝの生産能力を持ち､２０１３年の年末までに操業を開始する予定です｡総投資額は約１４０万ﾕｰﾛ（約１５０億円）｡１００人以上の従業員がこの工場で活躍することが予定されています｡これにより､ﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙの生産能力は､関東地方の工場を中心とした現在のﾚﾍﾞﾙ（年間合計　９万ﾄﾝ）と比べて大幅に向上します｡新工場建設後の全工場（４ｶ所）の生産能力は､年間合計１５万ﾄﾝです｡　この投資は､現在日本の最優先課題となっているｴﾈﾙｷﾞｰ消費量削減に貢献するものです｡住宅･建物は､日本のｴﾈﾙｷﾞｰ全体の３０～４０％を消費しており､この分野（特に冷暖房）での消費量削減は､今後の省ｴﾈﾙｷﾞｰ対策の中で重要な役割を担っています｡◆日本におけるｻﾝｺﾞﾊﾞﾝ　ｻﾝｺﾞﾊﾞﾝ･ｸﾞﾙｰﾌﾟは､１９８６年に１００％子会社であるｻﾝｺﾞﾊﾞﾝ株式会社（東京都千代田区）を設立しました｡同ｸﾞﾙｰﾌﾟは､このｻﾝｺﾞﾊﾞﾝ株式会社を中心に､日本で板ｶﾞﾗｽ､高機能材料事業（ｾﾗﾐｯｸ､ｸﾘｽﾀﾙ､ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ､耐火材､研磨材）分野の製造､流通､研究開発を手がけており､日本の同ｸﾞﾙｰﾌﾟの企業では､約１０００名の従業員が働いています｡また､ｻﾝｺﾞﾊﾞﾝ･ｸﾞﾙｰﾌﾟは２００８年よりﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙ株式会社を通じ､日本での断熱事業を展開しています｡ﾏｸﾞ･ｲｿﾞﾍﾞｰﾙは国内（関東､関西）に３つの製造拠点を持ち､創業当時からｻﾝｺﾞﾊﾞﾝと技術提携を結び生産を行っています｡◆Ｓａｉｎｔ－Ｇｏｂａｉｎｸﾞﾙｰﾌﾟ　板ｶﾞﾗｽ､建築用製品､建材流通､高機能材料､容器の５つの事業分野をﾋﾞｼﾞﾈｽの中核とした世界をﾘｰﾄﾞするｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ企業｡３００年以上の歴史を持ち､１，２００を超える関連企業から成り､約６４ヶ国で約１９万人の人材を擁しています｡断熱材事業においては，世界第１位の断熱材ﾒｰｶｰであり､ﾖｰﾛｯﾊﾟ､米国､南米､中国ならびに韓国で製造され､その製造技術は日本をはじめ世界中にﾗｲｾﾝｽされています｡