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■商船三井/ハイブリッド自動車船、来年6月竣工



ハイブリッド自動車船、来年6月竣工〜停泊中ゼロエミッションを目指すハイブリッド自動車船、デザイン決定〜

 


2009年に国土交通省の「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」に選定された当社の「停泊中ゼロエミッションを目指したハイブリッド自動車船」は、外観デザインと基本設計が決定しました。世界初の新造ハイブリッド自動車船として2012年6月に三菱重工神戸造船所で竣工の予定です。
本船は、共同研究者である三菱重工業株式会社、三洋電機株式会社と共に当社が開発した太陽光発電システムとリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド電力給電システムを搭載します。太陽光発電システムは、甲板上に可能な限り広面積の太陽光パネルを搭載することで、船舶では従来の同様のシステム搭載例とは桁の違う規模である約160kW、世界最大規模の容量を確保します。リチウムイオン電池は、実力値で約2.2MWhの電力量をもち、大洋航海中に太陽光発電システムで発電した電力を蓄え、港内では蓄えた電力で船内の電力を全て賄います。これによりディーゼル発電機を完全停止し、港内停泊中ゼロエミッションを可能とします。なお、重量物であるリチウムイオン電池は船底に搭載し、固定バラスト(※) とすることで載貨台数に影響を与えることが無い設計としています。
本船の船尾付近には、自然エネルギーを利用したハイブリッドシステムを象徴する言葉として「SOLAR HYBRID」と記載する予定です。







外観デザイン




【本船要目】載貨台数:6,400台(基準小型車換算) 全長:199.00m全幅:32.26m
航行イメージ







システム概念図




本研究開発は国土交通省の「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」の補助対象事業として選定を受け、また一般財団法人日本海事協会の「国際海運における温室効果ガス削減技術に関する研究開発」の共同研究テーマとして支援を受けています。
本給電システムは、当社が2009年9月に発表した次世代船シリーズ「ISHIN-I」自動車船の未来像の実現に向けたひとつのステップです。当社は引き続き、船舶の環境負荷低減に向けた技術開発に積極的に取り組んでまいります。
※船体の安定を保つために船底やタンクに積むおもり。通常、商船では海水を用いる。

 
 
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