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■JSR/S−SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)事業での合弁契約に調印
JSR、S−SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)事業での合弁契約に調印 JSR株式会社(本社:東京都港区、社長:小柴満信、以下「JSR」)は、Bangkok Synthetics Co.,Ltd.(以下「BST」)と今年2月にLOIを締結し、協議を続けてきましたが、今回タイでの合弁会社の設立、及びS−SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)の製造プラントを新設することに最終合意しました。JSRとBSTは関係者出席のもと契約の調印式を開催し、合弁事業に関する契約書に両社代表者が調印しました。 新しく設立する合弁会社の名称は、JSR BST Elastomer Co.,Ltd.に決定し、今月にも当社が51%、BSTが49%を出資して会社を立ち上げる予定です。新設プラントは、2015年を目途に10万トン/年の生産能力を確保することを視野に入れており、今回は第一期として5万トン/年の生産能力のプラントを建設し、2013年6月に稼動を開始する予定です。 S−SBRは、主にタイヤや工業用品用途に使用される高機能合成ゴムです。特に近年、エコタイヤと呼ばれる低燃費タイヤ向けへの需要が世界的に急拡大しています。アジア地域においても域内需要のみならず、欧米向けを中心とする輸出用低燃費タイヤの生産拡大に伴い需要が急速に伸長しており、現在当社の国内及び欧州工場はフル稼動の状況が続いています。当社は、現在主力工場である四日市工場において、2011年11月の完成を目指し、2万5千トン/年の生産能力増強を実施中であり、完成後は6万トン/年となる予定です。また、欧州においても2009年からStyron Europe,GmbH(当時Dow Europe, GmbH)との間で3万トン/年の引取り権契約に基づいた生産を開始しています。今回これらに加え、新たにタイにおいても拠点を確保し供給体制を強化することにより、旺盛な需要に迅速に対応していきます。 当社は、エラストマー事業の中でも、タイヤの低燃費化を通じて環境への貢献が多大なS−SBRを成長事業と位置付けており、引き続き今後の世界的な需要の拡大に対応して、タイムリーにグローバルで最適な供給体制の構築を図り、S−SBR事業の拡大を積極的に進めてまいります。<新合弁会社および新設予定プラントの概要> 1.合弁会社名:JSR BST Elastomer Co.,Ltd. 2.代表者   :長友 崇敏(JSR(株)執行役員石化副事業部長) 3.出資比率 :JSR51%、BST49% 4.本社所在地:タイ国バンコク サトーン区 5.工場所在地:タイ国ラヨン県マプタプット地区 6.事業内容 :S−SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)の製造及び販売 7.生産能力 :年産5万トン(第一期)、年産10万トン(合計、第二期予定) 8.稼動予定 :2013年6月(第一期)、2015年(第二期予定) 9.従業員数 :約150名(予定)
 
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