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■日立製作所/中国で脱硝触媒を製造する新会社を設立
中国で脱硝触媒を製造する新会社を設立環境規制強化による需要拡大に対応 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、中華人民共和国(以下、中国)において、今後の環境規制強化による中国国内での火力発電用脱硝触媒の需要増加に対応するため、脱硝触媒を製造する「バブコック日立(杭州)環保設備有限公司」を、本年6月に設立することを決定しました。新会社は2012年4月から脱硝触媒の製造を開始する予定です。 中国は、第12次5ヶ年計画の中で、今後、環境規制を強化する方針を打ち出しています。これに伴い、今後、発電所からの窒素酸化物(NOx)排出を抑制する必要があるため、火力発電所への脱硝装置の設置が拡大することに伴い、脱硝触媒の需要が2011年度から2015年度にかけて急速に成長する見込みです。また、中国は、脱硝触媒の原料となるチタン、タングステンなどの産出量が豊富であり、脱硝触媒の生産に適しています。 このような背景から、日立は、中国において、調達、製造、販売を現地で一貫して行うことで価格競争力を高めるとともに、今後の中国での事業拡大を図る目的で、脱硝触媒を製造するバブコック日立(杭州)環保設備有限公司を設立することを決定しました。新会社の所在地は浙江省杭州市でであり、資本金は約10億円で、出資比率は、日立の子会社で、発電用ボイラーや環境装置を製造しているバブコック日立株式会社(取締役社長:脇野 哲郎/以下、バブコック日立)が90%、日立の中国地区の統括会社である日立(中国)有限公司(総経理:小久保 憲一)が10%です。2012年4月からの生産開始を予定しており、その後も、市場拡大にあわせて設備投資を行い、需要に迅速に対応していきます。 日立の脱硝触媒は、バブコック日立が独自に開発した排ガスに含まれるダストが堆積しにくい板状構造が特長で、低圧力損失、高耐摩耗性、長寿命、窒素酸化物に対する高活性などが高く評価され、世界各国の火力発電所に採用されています。最近では、米国のアメリカンエレクトリックパワー社、サザンカンパニー社や、ドイツ連邦共和国のイーオン社などへの納入実績があり、世界トップシェア(*)を有しています。 今後、中国市場の動向にあわせて、バブコック日立の最先端の製品・技術をバブコック日立(杭州)環保設備有限公司にも取り入れ、中国市場でのトップシェアをめざして積極的に事業を展開していきます。 今後も日立は、中国での積極的な事業展開を行い、受注拡大に努めるとともに、環境対応技術を通じて地球環境の保全に貢献していきます。*出典:日立推計(2010年度受注ベース)
 
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