日本金属株式会社／加工品事業をﾀｲﾗﾝﾄﾞへ進出｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本金属株式会社／加工品事業をﾀｲﾗﾝﾄﾞへ進出

日本金属株式会社　加工品事業本部の海外展開の件　日本金属株式会社（平石政伯社長）は､加工品事業のﾀｲﾗﾝﾄﾞ進出を決定した｡同社の加工品事業は､２０００年よりﾀｲにおいて加工品を委託生産し販売活動を行ってきたが､現地需要家からﾀｲでの生産体制構築の強い要望があり､また､加工品事業本部（安武雄二専務取締役本部長）の独自市場調査においても今後東南ｱｼﾞｱ地域での建材･成形加工品の市場拡大が見込めることからﾀｲに生産拠点を置き今後の加工品事業拡大の一途としてﾀｲ進出を決定した｡　製造品目は､ｽﾃﾝﾚｽ鋼中心でﾛｰﾙ成形品と平鋼｡投資総額は１億円｡当初は成形機２基体制で､機械･技術･製品ともに全て日本金属株式会社福島工場から移管する｡　工場立地はﾊﾞﾝｺｸから北へ３０ｋｍのﾅﾜﾅｺﾝ工業団地に隣接した広さ１，０００平米の工場を確保済で日本金属から技術者を常駐させ､２０１１年度７月１日より７名体制での稼動を計画｡　２０１３年度には年間１，０００ﾄﾝの生産･販売を目指す｡　組織はＮｉｐｐｏｎ　Ｋｉｎｚｏｋｕ　（Ｔｈａｉｌａｎｄ）　Ｃｏ．，Ｌｔｄ．（宍戸晃社長：ｱﾕﾀﾔ･ﾛｼﾞｬﾅ工業団地）に新たに加工品事業部を創設し､これにより同社は鋼帯と加工品の２事業部体制で企業価値を付加することになる｡