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■双日/三菱日立製鉄機械、日立製作所の3社でインド タタ・スチール社のオリッサ州高炉一貫製鉄所向け熱間圧延設備一式を受注 |
双日、三菱日立製鉄機械、日立製作所がインド タタ・スチール社のオリッサ州高炉一貫製鉄所向け熱間圧延設備一式を受注〜インド市場でさらなる設備の拡販をめざす〜 双日株式会社(本社:東京都港区、社長:加瀬 豊)、三菱日立製鉄機械株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山崎 育邦)、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:中西 宏明)は共同で、インド共和国(以下、インド)最大の財閥であるタタ・グループの中核企業で、同国の鉄鋼会社で民間最大手であるタタ・ スチール社(Tata Steel Ltd. 本社:ムンバイ)より、熱間圧延設備(Hot Strip Mill)一式を受注し、6月3日に契約調印しました。 今回受注した熱間圧延設備は、インド東部コルカタの南西約400キロに位置する オリッサ(Orissa)州グリーンフィールドに建設中の、同社のカリンガナガール(Kalinganagar)製鉄所に向けたものです。カリンガナガール製鉄所は、原料から製品まで一貫した生産が可能な製鉄所です。受注した設備は、板幅2メートルを超える広幅の熱間圧延設備で、自動車鋼板などの高級鋼板の生産が可能となります。本設備は、年間生産量550万トンで、2013年12月末に生産を開始する予定です。 今回、欧州勢との競合の中で、三菱日立製鉄機械の豊富な納入実績を有する板形状制御機能に優れたペアクロスミル*1などの世界最先端圧延技術と、日立製作所の高度な圧延電機制御技術、双日の総合力とタタ・スチールグループへの豊富な納入実績が高く評価され受注に至ったものです。この3社によるタタ・スチール社向けの製鉄プラントの受注は、1998年のジャムシェドプール(Jamshedpur)製鉄所向け連続酸洗タンデム冷間圧延機(PL−TCM:Pickling Line − Tandem Cold Mill)*2の受注、および、2010年の冷延設備改造につづき、3回目となります。 タタ・スチールグループは、2007年4月にイギリス・オランダの鉄鋼会社コーラス(Corus)社を買収し、世界で10番目の鉄鋼生産量、80,000人以上の従業員、売上US$26.6billion(約2.1兆円、2010年度)の事業規模の会社です。 インドは、ここ数年GDP成長率が7〜9%と高い経済成長を遂げ、急速なインフラ整備と旺盛な自動車用高級鋼板の需要など中長期の成長・発展が見込まれていることから、タタ・スチール社をはじめとするインド国内の鉄鋼会社および海外鉄鋼各社との協業による多数の新規プロジェクトが計画されています。双日、三菱日立製鉄機械、日立製作所は、今回の受注を契機に、拡大するインド市場において更なる製鉄プラントの拡販をめざしていきます。*1:ペアクロスミル:回転する圧延ロールをお互いに交差させることにより、クラウン(中央と端部の板厚差)を修正する設備*2:連続酸洗タンデム冷間圧延機:板材を圧延する設備で酸洗設備と圧延設備を連続化することで高い生産性と高品質を実現する<参 考>■タタ・スチール社 概要 ○設 立 1907年8月26日 ○操業開始 1911年12月2日 初出銑 ○本社所在地 インド マハラシュトラ州 ムンバイ ○製鉄所所在地 インド ジャハルカンド州 ジャムシェドプール ○資本金 96億ルピー (約173億円) 自己資本 4,694億ルピー(約8.5千億円) ○株 主 タタサンズ (28.51%) ボンベイ株式市場上場 ○会長 ラタン・タタ (Ratan N. Tata) ○社長 ネルルカール(H.M. Nerurkar)以 上 |
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