住友化学／ｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業を再編｜物流ﾆｭｰｽ｜物流ﾆｭｰｽ＆用語辞典 powerd by e-LogiT

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■住友化学／ｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業を再編

ｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業再編について　住友化学株式会社（以下､住友化学という）の子会社である住化ﾗｲﾌﾃｸ株式会社（以下､ＳＬＴという）とﾔｼﾏ産業株式会社（以下､ﾔｼﾏという）は､畜産動物用殺虫剤などのｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業を更に強化･発展させるため､２０１１年４月１日付けで､ﾔｼﾏの当該事業を会社分割により､ＳＬＴへ統合することに合意いたしましたのでお知らせいたします｡　これまで住友化学ｸﾞﾙｰﾌﾟではｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業について､畜産動物用殺虫剤や畜舎用殺菌剤を､森林向け農薬や資材で強い販売網をもつﾔｼﾏが､ｲﾇ･ﾈｺ用ﾉﾐ駆除用の首輪等のｺﾝﾊﾟﾆｵﾝｱﾆﾏﾙ（※）用商材については､ＳＬＴが事業を展開してまいりました｡　近年､世界的な食糧問題を背景とした畜産業の拡大､悪性伝染病の防除や､ｺﾝﾊﾟﾆｵﾝｱﾆﾏﾙ用商品の需要の増加などもあり､ｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業の市場は急速に拡大しております｡住友化学ｸﾞﾙｰﾌﾟは､他社製品との差別化を更に進め､消費者ﾆｰｽﾞにﾏｯﾁした魅力ある新製品を市場へﾀｲﾑﾘｰに提案し､当事業を拡大していくために､このたびｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業を､研究開発に強みをもつＳＬＴに統合し､総合的に動物用医薬品分野等の開発力強化と､業務の効率化を進めていくことにいたしました｡　他方､ﾔｼﾏは､今後､経営資源を森林向けなどの農薬･資材事業に集中させ､さらに住友化学ｸﾞﾙｰﾌﾟとしては､ｸﾞﾙｰﾌﾟ内での再構築も含め､非農耕地分野の事業拡大､効率化を進め､競争力を向上させてまいります｡　住友化学ｸﾞﾙｰﾌﾟは､家庭用防疫薬事業で築き上げた高い害虫防除技術を､ｱﾆﾏﾙﾍﾙｽ事業をはじめとする生活環境関連事業分野へ積極的に展開し､人々の健やかな生活に貢献していく考えです｡※ｺﾝﾊﾟﾆｵﾝｱﾆﾏﾙ：ﾍﾟｯﾄを所有物ではなく生活上の伴侶という､より密接な関係を持つ対象として位置付けた際の呼び方以　上