荒川化学／中国の１００％連結子会社３社を再編｜物流ﾆｭｰｽ

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■荒川化学／中国の１００％連結子会社３社を再編

中国における連結子会社の再編に関するお知らせ　当社は､下記のとおり､中国広西壮族自治区梧州市における１００％連結子会社である梧州荒川化学工業有限公司､広西荒川化学工業有限公司および広西梧州荒川化学工業有限公司の３社を再編し､広西梧州荒川化学工業有限公司を存続会社として統合することといたしましたのでお知らせいたします｡記１．再編の目的　荒川化学ｸﾞﾙｰﾌﾟは､第２次中期５ヵ年経営計画（平成２０年４月～平成２５年３月）において､伸長著しい中国を中心としたｱｼﾞｱ地域におけるさらなる拡大を推進しております｡　中国は､当社の主要原料であるｶﾞﾑﾛｼﾞﾝの世界最大の産地であり､また近年は経済成長にともない当社の基盤事業であるﾛｼﾞﾝ関連化学製品（製紙用薬品､印刷ｲﾝｷ･塗料用樹脂､粘着･接着剤用樹脂､合成ｺﾞﾑ重合用乳化剤等）の需要も大幅に増加しております｡当社は､ﾛｼﾞﾝ関連事業の海外展開の一環として､平成７年（１９９５）に製紙用ｻｲｽﾞ剤および粘着･接着剤用樹脂の製造･販売をおこなう梧州荒川化学工業有限公司を設立以来､中国国内に生産子会社を計５社設立するなど､中国における事業拡大を積極的に推進しております｡　広西壮族自治区梧州市は中国におけるﾛｼﾞﾝ資源の有数な産地であり､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにとって重要な拠点であります｡そのため､平成１６年（２００４）に安定的なﾛｼﾞﾝ資源の確保と生松脂からﾛｼﾞﾝおよびﾛｼﾞﾝ誘導体を一貫生産することを目的とした広西荒川化学工業有限公司を設立いたしました｡また､需要の大幅な増加に対応するため､平成２０年（２００８）に設立した広西梧州荒川化学工業有限公司は､平成２２年１０月より粘着･接着剤用樹脂の製造･販売を開始いたしました｡　今後､中国におけるさらなる拡大を推進するためには､経営基盤の安定化と経営の効率化が必要と判断し､３社を再編して統合することといたしました｡これにより､生松脂からﾛｼﾞﾝおよびﾛｼﾞﾝ誘導体､さらにはﾛｼﾞﾝ系の製紙用ｻｲｽﾞ剤､粘着･接着剤用樹脂までを一貫生産することで､大幅な生産性の向上を目指します｡２．再編の概要と日程　（１）梧州荒川化学工業有限公司は広西梧州荒川化学工業有限公司を存続会社とする吸収合併方式で解散いたします｡合併の時期は平成２３年６月を予定しております｡　（２）広西荒川化学工業有限公司は広西梧州荒川化学工業有限公司へ資産を譲渡したうえで解散および清算いたします｡清算結了の時期は平成２３年７月以降となる見込みです｡（略）５．今後の見通し　本再編は､当社１００％連結子会社間の再編のため､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの連結業績への影響は軽微であります｡以上