日本郵船／中国･広州の完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙ運営会社に出資｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本郵船／中国･広州の完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙ運営会社に出資

中国･広州の完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙ運営会社に出資―主要4大港で資本参加果たす―
2011年2月7日

　　当社はこのたび､中国の広州･南沙港にて完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙを運営する広州港南沙汽車碼頭有限公司の株式12.5%を取得し､同社に関する合弁契約を中国側株主3社と締結しました｡
同社は2005年に設立して以降､華南の自動車物流拠点として業務を拡大し､2010年には約24万台の完成車を取り扱いました｡中国の完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙにおける取扱量としては上海港､天津港に次いで3番目となります｡

当社は既に大連港､天津港､上海港における完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙ事業へ参画しており､今回の出資により中国4大港すべてでﾀｰﾐﾅﾙ運営会社への資本参加を果たしたことになります｡これらの拠点を核とし､自動車専用船による海上輸送やPDI注､ﾄﾚｰﾗｰによる内陸輸送などを組み合わせたより利便性の高いｻｰﾋﾞｽの展開が可能となります｡

当社は､中国および世界各地で取り組んでいる完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙ事業･完成車物流事業の運営ﾉｳﾊｳを広州･南沙港にも展開していきます｡世界最大となった中国自動車市場でのさまざまなお客さまのﾆｰｽﾞに対応し､中国における当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの完成車物流事業を更に強化していきます｡

■ 広州港南沙汽車碼頭有限公司
所在地：　中国広東省広州市沙仔島
設立：　　2005年11月
資本金：　213百万人民元
資本比率：広州港集装箱総合発展有限公司　 45%
        　　    広州汽車集団商貿有限公司　 27.5%
        　　    広州南沙基礎設施投資有限公司　 15%
                 NYK　　　　　        　　　12.5%
董事長：　　蔡錦龍
事業内容：完成車専用ﾀｰﾐﾅﾙ事業
岸壁全長： 623ﾒｰﾄﾙ
ﾔｰﾄﾞ総面積：　42.3万平方ﾒｰﾄﾙ

注PDI(Pre-Delivery Inspection)：　完成車の納品前点検･補修･部品補給ｻｰﾋﾞｽ　
以上