ﾊﾞﾝﾃｯｸ／売上高は前年比２１･５％増（2011 年3 月期第3 四半期決算）｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾊﾞﾝﾃｯｸ／売上高は前年比２１･５％増（2011 年3 月期第3 四半期決算）

ﾊﾞﾝﾃｯｸ､2011 年3 月期第3 四半期決算を発表
株式会社ﾊﾞﾝﾃｯｸ（本社：川崎市､社長：山田敏晴）は4 日､2011 年3 月期第3 四半期決算を発表いたしました｡実績および通期見通しは､以下のとおりです｡（１）2011 年3 月期第3 四半期実績の概況＝ｴｺｶｰ補助金の支給終了後も堅調な国内自動車生産等を背景に増収増益ｴｺｶｰ補助金の打ち切りで国内自動車販売は落ち込んでいる半面､輸出向け需要の回復基調により主要顧客の国内生産や輸出船積台数が引き続き堅調であること､また国際貨物取扱量の増勢については一服感があるものの対前年では依然として増加傾向で推移していることから､前年同期比で増収増益｡（２）通期業績予想＝自動車生産が引き続き堅調に推移するとみられることから売上高を上方修正国内の自動車需要が低下しているものの､輸出向けを中心に生産･輸出船積みが底堅く移すると見込まれることから売上高は上方修正する｡一方､利益面では航空貨物運賃の上昇･高止まりの継続などの影響から､通期予想を据え置く｡
＜2011 年3 月期第3 四半期実績の概況＞2011 年3 月期第3 四半期（4－12 月累計）は､自動車産業では日本国内でのｴｺｶｰ補助金の支給が打ち切りとなったものの､後半は堅調な輸出需要に支えられ､主要顧客の自動車生産台数や輸出船積台数は底堅く推移､また国内外における航空輸出重量･輸入件数の増加などにより､売上高は1,000 億1,200 万円（前年同期比21.5％増）の増収となった｡一方､利益面でも増収効果から各利益段階で前年同期に比べ増益となり､いずれも対前年との比較で大きく上回った｡営業利益は46 億8,600 万円（同64.1％増）､経常利益は48 億4,500 万円（同58.8％増)､また四半期純利益は26 億8,600 万円（同39.7％増）と､それぞれ大きく上昇した｡報告ｾｸﾞﾒﾝﾄでは､『国内物流』が主要顧客の自動車生産台数および輸出船積台数の増加により､売上高660 億700 万円（同17.5％増）､営業利益が29 億5,100 万円（同113.7％増）と大幅な増収増益｡また､『国際物流』は､日本発着の航空貨物取扱量が前年実績を上回ったものの航空運賃の上昇などの影響から売上高181 億1,500 万円（同25.0％増)､営業利益8 億4,600 万円（同13.7％減）となった｡一方､『海外物流』は､引き続き中国と東南ｱｼﾞｱを中心に航空貨物取扱量が増加､また中国では自動車関連物流も増加した結果､売上高が158 億8,900 万円（同36.5％増）と大きく増え､営業利益は8 億9,000 万円（同80.5％増）と高い伸びとなった｡
（注）当社は今年度から事業の種類別ｾｸﾞﾒﾝﾄを変更しています｡･旧ｾｸﾞﾒﾝﾄ＝｢国内物流｣､｢国際物流｣､｢その他｣･新ｾｸﾞﾒﾝﾄ＝｢国内物流｣､｢国際物流｣､｢海外物流｣主な変更点＝旧ｾｸﾞﾒﾝﾄの｢その他｣は新ｾｸﾞﾒﾝﾄでは｢国内物流｣に含まれます｡また､旧ｾｸﾞﾒﾝﾄで｢国際物流｣に含まれていた海外子会社の業績を｢海外物流｣として､独立ｾｸﾞﾒﾝﾄにしています
＜連結業績予想＞第4 四半期（11 年1－3 月）も国内での自動車需要の減少傾向が継続するものの輸出向けを中心に堅調に推移し､売上高は当初の予想を上回ると見込まれる｡利益面については航空運賃の上昇･高止まりの継続等の影響もあり､通期での予想を据え置く｡
（略）