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■阪急阪神ホールディングス/減収増益に(平成23年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) |
平成23年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益23年3月期第3四半期 468,845 △2.0 59,232 4.6 46,820 8.6 25,627 88.022年3月期第3四半期 478,286 △5.5 56,618 △15.6 43,117 △20.2 13,633 △39.9 (略) (1)連結経営成績に関する定性的情報当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、設備投資や個人消費など一部の指標に持直しの傾向が見られるものの、全体的には足踏み状態であり、海外景気の下振れ懸念や長引く雇用不安等により、依然として厳しい状況で推移しました。この間、当社グループにおきましては、2012年度を目標年度とする「阪急阪神ホールディングスグループ2007中期経営計画」を実現すべく、グループ経営機能を担う当社の下、中核会社を中心に、各コア事業の競争力強化を図るとともに、コア事業間の連携を通じてグループ総合力の発揮に努めました。この結果、旅行・国際輸送事業が前年同期に新型インフルエンザや世界経済低迷の影響を受けた反動等により増収となりましたが、不動産事業においてマンション分譲戸数が前年同期に大型物件の竣工・引渡しがあった反動により減少したこと等から、営業収益は4,688億45百万円となり、前年同期に比べ94億40百万円(△2.0%)減少しました。一方、営業利益は、旅行・国際輸送事業が増収により増益となったほか、各コア事業ともコスト削減に努めた結果、592億32百万円となり、前年同期に比べ26億14百万円(4.6%)増加し、経常利益は、支払利息の減少等により468億20百万円となり、前年同期に比べ37億2百万円(8.6%)増加しました。また、四半期純利益は、前年同期に持分法適用関連会社株式に計上されていた持分法のれん相当額を一括償却し特別損失に計上した反動等により、特別損益が改善したこと等から256億27百万円となり、前年同期に比べ119億93百万円(88.0%)増加しました。 セグメント別の業績は次のとおりです。なお、当第1四半期から「セグメント情報等の開示に関する会計基準」を適用したことに伴い、以下のセグメント別の業績は、同会計基準において導入されたマネジメント・アプローチ(企業の最高意思決定機関が意思決定や業績評価において使用する企業活動を区分した事業単位で開示する考え方)に基づいて算出しており、また、増減額及び増減率についても、前年同期の実績値をマネジメント・アプローチに基づいて組み替え、算出しています。 <都市交通事業>鉄道事業につきましては、阪神なんば線が、開業から1年を経て定期旅客が順調に伸長したことに加え、平城遷都1300年祭の開催等に伴い行楽需要が増加したこと等により、好調に推移しました。神戸高速線(阪神元町駅及び阪急三宮駅〜西代駅間)においては、2010年10月から、阪神電気鉄道及び阪急電鉄の両社が同線の一体的な運営を開始し、お客様のさらなる利便性の向上に努めています。また、2010年3月に開業100周年を迎えた阪急電鉄において、各種の記念イベントを開催したほか、グループ各社において、企画乗車券の発売や行楽地への臨時列車の運行など、旅客誘致を目的とした各種施策に取り組みました。施設面では、2010年12月には、阪急西宮北口駅において、今津方面行き新高架ホームの供用を開始するなど、引き続き、連続立体交差事業やバリアフリー化工事の推進等による整備・改善に努めました。自動車事業につきましては、2010年4月に、阪急西宮北口駅と阪神甲子園駅とを結ぶバス路線を新設したほか、2010年9月には、阪急バス・阪神バスのいずれかの一部路線に係る定期券をお持ちのお客様を対象として、他方の特定のバス路線を土休日に割引運賃でご利用いただけるサービスを開始するなど、お客様の利便性の向上を図りました。また、2010年4月1日付で、阪急バス・阪神バス両グループの自動車整備業を統合するなど、事業の効率化にも努めました。これらの結果、営業収益は1,451億41百万円となり、前年同期に比べ22億32百万円(1.6%)増加し、営業利益は252億円となり、前年同期に比べ11億9百万円(4.6%)増加しました。 <不動産事業>不動産分譲事業につきましては、マンション分譲において、「ジオタワー宝塚」(兵庫県宝塚市)、リノベーション・マンション「ブロド茨木大池」(大阪府茨木市)等を、宅地分譲において、「阪急宝塚山手台」(兵庫県宝塚市)、「大阪中島公園都市 ハピアガーデン四季のまち」(大阪市西淀川区)等を分譲しました。不動産賃貸事業につきましては、グループ各社が保有するオフィスビル・商業施設において、稼働率の維持に注力しながら、管理運営コストの削減に取り組みました。また、現在建替中の梅田阪急ビルにおいては、2010年5月にオフィス棟(「梅田阪急ビル オフィスタワー」)が開業し、引き続き阪急百貨店U期棟(T期棟は2009年9月先行開業)の建設工事を進めています。このほか、2010年5月には新大阪駅に直結する新大阪阪急ビルの建設工事に着手し、また、大阪駅北地区(梅田北ヤード)等の大規模開発事業についても、鋭意進めています。しかしながら、マンション分譲において、分譲戸数が前年同期に大型物件の竣工・引渡しがあった反動により減少したこと等から、営業収益は1,010億29百万円となり、前年同期に比べ172億65百万円(△14.6%)減少し、営業利益は191億90百万円となり、前年同期に比べ47億63百万円(△19.9%)減少しました。 <エンタテインメント・コミュニケーション事業>スポーツ事業につきましては、阪神タイガースが、シーズン終盤まで優勝争いを展開するとともに、クライマックス・シリーズへの出場を果たし、多くのファンの方々にご声援をいただきました。また、阪神甲子園球場では、引き続き快適な観戦環境の提供に努めるとともに、物販・飲食施設の商品・メニューを充実させるなど、魅力ある施設運営にも取り組みました。ステージ事業につきましては、歌劇事業において、宝塚大劇場・東京宝塚劇場で、2008年に上演し話題となった「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」を月組で再演し、特に好評を博しました。また、演劇事業においても、梅田芸術劇場で、2001年にフランスで初演されたミュージカル「ロミオとジュリエット」を宝塚歌劇団星組により上演したほか、ミュージカル「ファントム」等の話題性のある公演を催しました。コミュニケーションメディア事業につきましては、ケーブルテレビ事業において、トリプルプレイ(多チャンネル・インターネット・電話)サービスの営業に注力し、加入契約者数を順調に伸ばしました。さらに、六甲山地区において、2010年7月に「自然体感展望台 六甲枝垂れ」を開業したほか、2010年9月から11月にかけて当社グループの山上各施設において現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2010」を開催し、多くのお客様にご来場いただきました。しかしながら、前年同期には、コミュニケーションメディア事業の情報通信事業において大型案件の完工があったことに加え、歌劇事業において、「エリザベート」やトップスター退団公演の関連商品販売が好調であったことの反動等により、営業収益は766億25百万円となり、前年同期に比べ34億35百万円(△4.3%)減少し、営業利益は99億97百万円となり、前年同期に比べ4億97百万円(△4.7%)減少しました。 <旅行・国際輸送事業>旅行事業につきましては、海外旅行の集客が、欧州方面を中心に順調に推移しました。また、国内旅行の集客も、平城遷都1300年祭の開催等の効果のあった近畿方面を始めとして堅調に推移しました。国際輸送事業につきましては、2008年秋以降の世界経済の急速な悪化による大幅な需要の低迷から抜け出し、海外において回復の傾向が見られたほか、日本発着の荷動きについても、輸出が概ねリーマンショック以前の水準で推移し、輸入も円高効果等により持直しの動きが見られました。これらの結果、営業収益は543億15百万円となり、新型インフルエンザや世界経済低迷の影響を大きく受けた前年同期に比べ73億99百万円(15.8%)増加し、営業利益は52億4百万円となり、前年同期に比べ46億93百万円(919.3%)増加しました。 <ホテル事業>ホテル事業につきましては、新規の直営レストランとして、大阪新阪急ホテルの串揚げ「なにわ橘」、第一ホテル東京の日本料理「明石」、ホテル阪神の中国料理「香虎(シャンフウ)」等を開業しました。また、大阪新阪急ホテルにおいて、3期にわたる全面リニューアルの第1期工事として、ロビー、宴会場及びバイキングレストラン「オリンピア」を改装したほか、有馬ビューホテルにおいても「くつろぎ」をテーマにリニューアルを実施するなど、競争力の強化に向けた取組みを推進しました。さらに、「北海道フェア」、「阪神タイガースご声援感謝フェア」等の各種キャンペーンを実施するなど、積極的な販売促進活動に努めるとともに、ウェブ戦略の強化に向け、阪急阪神第一ホテルグループウェブサイトの全面リニューアルや中国語・韓国語によるインターネット宿泊予約サイトの拡充等の施策も推進しました。これらの結果、2010年4月1日付で、飲食事業をホテル事業へ移管したこともあり、営業収益は499億90百万円となり、前年同期に比べ37億45百万円(8.1%)増加し、営業損益は32百万円の損失となったものの、前年同期に比べ10億77百万円改善しました。 <流通事業>流通事業につきましては、「梅田阪急ビル オフィスタワー」にコンビニエンスストア「アズナス 梅田阪急ビル店」、阪急桂駅に惣菜店「クックデリ御膳 桂店」を出店したほか、首都圏においても、書店「ブックファーストアトレ吉祥寺東館店」、家具・生活雑貨店「ダブルデイ たまプラーザ テラス店」を出店するなど、沿線内外において積極的な店舗展開を図り、事業規模の拡大に努めました。また、既存店舗のリニューアルや不採算店舗からの撤退を機動的に行うなど、競争力強化と収益性の向上にも注力しました。これらの結果、2010年4月1日付で、飲食事業をホテル事業へ移管したこと等により、営業収益は410億80百万円となり、前年同期に比べ62億56百万円(△13.2%)減少しましたが、営業利益は8億60百万円となり、前年同期に比べ4億28百万円(99.3%)増加しました。 (略) |
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