ﾄﾗﾝｺﾑ／経常利益は前年比２０･７％増（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾄﾗﾝｺﾑ／経常利益は前年比２０･７％増（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益23年3月期第3四半期　53,949 11.9 　　3,096 20.6 　3,064 20.7 　1,636 19.522年3月期第3四半期　48,231 △5.4 　2,567 15.4 　2,539 15.2 　1,369 15.1
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第３四半期連結累計期間における国内経済は､企業業績に一部回復の兆しが見られますが､長引く円高の影響等による輸出の減速や､政府の景気刺激策の縮小に伴う個人消費の落ち込み等により､足踏み状態となっております｡一方､物流業界におきましては､国内貨物輸送に回復の兆しが見られたものの､依然として先行きの不透明感は払拭できず､予断を許さない状況が続いております｡このような情勢の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､物流情報ｻｰﾋﾞｽ事業､ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ事業及び貨物運送事業を中核として､各事業間の連携を図り､顧客拡大に向けた営業力の強化に努めるとともに､引き続き顧客の多様なﾆｰｽﾞに効果的に対応するため､事業拠点の拡充を行ってまいりました｡当第３四半期における当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主な拠点展開等の状況は次のとおりであります｡平成22年10月連結子会社であるﾄﾗﾝｺﾑＤＳ東日本㈱とﾄﾗﾝｺﾑＤＳ西日本㈱が合併し､商号をﾄﾗﾝｺﾑＤＳ㈱に変更平成22年11月福岡市東区に福岡東事業所を開設
以上の結果､物流情報ｻｰﾋﾞｽ事業においては､貨物情報量の増加が寄与したこと､ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ事業においては､既存の事業拠点が堅調に推移したほか､新設拠点の寄与もあって､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの業績は堅調に推移いたしました｡当第３四半期連結累計期間の営業収入は539億49百万円（対前年同期増減率11.9％）､営業利益は30億96百万円（同20.6％）､経常利益は30億64百万円（同20.7％）､四半期純利益は16億36百万円（同19.5％）となりました｡また､当第３四半期連結会計期間の営業収入は190億16百万円（対前年同四半期増減率7.1％）､営業利益は11億99百万円（同17.5％）､経常利益は11億89百万円（同17.1％）､四半期純利益は６億66百万円（同5.8％）となりました｡

当社では､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの事業内容を４つの報告ｾｸﾞﾒﾝﾄ及びその他に分けております｡当第３四半期連結累計期間のｾｸﾞﾒﾝﾄ別の概況は次のとおりであります｡①物流情報ｻｰﾋﾞｽ事業営業収入 284億25百万円（対前年同期増減率 16.4％）営業総利益 13億21百万円（同 30.5％）営業利益 10億92百万円（同 38.2％）貨物情報量が堅調に推移しているほか､新設拠点の寄与､ｺｽﾄ削減への継続的な取り組み等により､増収増益となりました｡②ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ事業営業収入 137億93百万円（対前年同期増減率 8.7％）営業総利益 17億28百万円（同 26.6％）営業利益 13億12百万円（同 33.6％）既存顧客の受託業務の範囲が拡大したこと等､全般的に既存拠点の業績が堅調に推移したことのほか､新設拠点の寄与も加わり､増収増益となりました｡③貨物運送事業営業収入 94億78百万円（対前年同期増減率 1.4％）営業総利益８億52百万円（同 △16.6％）営業利益５億29百万円（同 △24.3％）主に生協個人宅配業務のｴﾘｱ拡大により増収は確保したものの､既存ｴﾘｱにおける貨物輸送量の減少が響き､減益となりました｡④ＩＴ･ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞ事業営業収入 30億34百万円（対前年同期増減率 25.6％）営業総利益３億27百万円（同 0.7％）営業利益１億25百万円（同 44.4％）前期に連結子会社となった㈱ｴﾑｴｽｹｲの業績が寄与しているほか､ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞ部門における受託案件の回復により､増収増益となりました｡⑤その他営業収入９億12百万円（対前年同期増減率 6.1％）営業総利益 96百万円（同 31.2％）営業利益 50百万円（同 91.1％）当ｾｸﾞﾒﾝﾄに自動車整備事業を含めております｡(注) 上記の数値は､ｾｸﾞﾒﾝﾄ間取引の消去はしておりません｡