杉村倉庫／売上高は前年比３･４％減（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■杉村倉庫／売上高は前年比３･４％減（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益23年3月期第3四半期　7,389 △3.4 　605 △13.2 　504 △7.8 　　227 △12.522年3月期第3四半期　7,650 △5.0 　697 △9.8 　　547 △15.7 　259 15.5
（略）
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は､ｴｺｶｰ補助金の終了などによる駆け込み需要の反動減があったものの､新興国需要の拡大や円高の進行が一服したことなどにより､景気の回復も徐々に明るい兆しが見えはじめてきております｡しかし､その一方で資源価格の上昇の懸念や失業率が依然と高水準にあるなど､企業の先行きへの警戒感は薄まる状況にはなっておりません｡こうした情勢の中で､荷主企業からの物流合理化要請は益々強くなっており､この厳しい事業環境の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは高品質の物流ｻｰﾋﾞｽを提供すべく､経営全般にわたる効率化を図り､積極的な営業展開を行ってまいりました｡この結果､当第3四半期連結累計期間の営業収益は73億8千9百万円となり､前連結累計期間に比べ2億6千1百万円（3.4％）の減収となりました｡営業原価は61億5千6百万円となり､前連結累計期間に比べ1億4千万円（2.2％）減少し､販売費及び一般管理費は6億2千7百万円となって前連結累計期間に比べ2千8百万円（4.3％）減少しました｡これにより､営業利益は6億5百万円となり､前連結累計期間に比べ9千2百万円（13.2％）の減益となり､経常利益は5億4百万円と前連結累計期間に比べ4千2百万円（7.8％）の減益となりました｡特別損失に投資有価証券評価損を3千3百万円､資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額を2千7百万円計上しましたので､当四半期純利益は2億2千7百万円となって､前連結累計期間に比べ3千2百万円（12.5％）の減益となりました｡
事業の種類別ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと次のとおりであります｡（倉庫業）当第3四半期連結累計期間は､ｺﾋﾟｰ機械関連の消耗品や輸入雑貨などの取扱が減少して保管料収入が減少し､また､輸入雑貨や綿布などの取扱が減少して荷役荷捌料収入が減少しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は37億7千4百万円となり､前連結累計期間に比べ1億2千6百万円（3.3％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では下払作業費用も減少しましたが､前連結累計期間に比べ6千1百万円の減益となり､6千5百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ損失となりました｡
（運送業）当第3四半期連結累計期間は､事務所の移転作業の取扱が増加して運送料収入が増加しましたが､販売促進用品等の取扱が減少して作業料収入が減少しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は26億5千万円となり､前連結累計期間に比べ9千8百万円（3.6％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では作業費用は減少しましたが､運送費用が増加しましたので､前連結累計期間に比べ3千4百万円（28.3％）減益となり､8千7百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（不動産賃貸業）当第3四半期連結累計期間は､一部の顧客の賃貸面積が減少したことにより､外部顧客に対する営業収益は8億1千2百万円となり､前連結累計期間に比べ8百万円（1.0％）の減収となりました｡しかし､ｺｽﾄ面で減価償却費や修繕費が減少しましたので､前連結累計期間に比べ2千4百万円（4.5％）の増益となり､5億6千7百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（その他の事業）当第3四半期連結累計期間は､ｺﾞﾙﾌ練習場の利用客数が夏季の猛暑の影響もあって前年同期を下回りましたので､外部顧客に対する営業収益は1 億5 千2百万円となり､前連結累計期間に比べ2 千7 百万円（15.4％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では人件費が減少しましたが､前連結累計期間に比べ2千万円（56.1％）の減益となり､1千6百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（略）