三井金属／車載電池向け１万２０００ﾄﾝ年生産体制へ｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■三井金属／車載電池向け１万２０００ﾄﾝ年生産体制へ

ﾘﾁｳﾑｲｵﾝ二次電池用ﾏﾝｶﾞﾝ系正極材料の生産設備設置について～車載電池向け､１２，０００ﾄﾝ／年生産体制～　当社　三井金属（社長　仙田貞雄）は､車載向けﾘﾁｳﾑｲｵﾝ二次電池用ﾏﾝｶﾞﾝ系正極材料（以下｢ﾏﾝｶﾞﾝ系正極材料｣）生産設備を､竹原製煉所（広島県竹原市）に設置することを決定いたしましたので､お知らせいたします｡　従来より当社は竹原製煉所において､電動工具向け､携帯電話向けのﾏﾝｶﾞﾝ系正極材料を月産８０ﾄﾝﾚﾍﾞﾙで製造しておりますが､今回の増強は車載向けのﾘﾁｳﾑｲｵﾝ二次電池用正極材の需要に対応するものであり､従来比約１０倍の大幅な増強となっております｡生産､供給開始は２０１２年度を予定しており､従来のﾏﾝｶﾞﾝ系正極材料工場とは別個に建屋を新設する予定です｡投資金額は約７０億円で､生産能力は年産１２，０００ﾄﾝです｡　ﾏﾝｶﾞﾝ系正極材料はﾘﾁｳﾑとﾏﾝｶﾞﾝの酸化物であり､ﾘﾁｳﾑｲｵﾝ二次電池の正極材として使用されており､電気自動車市場の急速な立ち上がりにともない大幅な伸びが予想されています｡当社は､今回の新規生産設備設置を契機として､車載向けﾘﾁｳﾑｲｵﾝ二次電池用正極材市場における地位を確固たるものとして参ります｡　なお､本件による当社当期業績予想への影響は軽微です｡　記１．設置場所：当社竹原製煉所（広島県竹原市）２．投資金額：約７０億円３．投資時期：２０１０年度～２０１１　年度４．増産開始：２０１２年度５．生産能力：年産１２，０００　ﾄﾝ以　上