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■東レ/年産2,200トンの量産工場建設 2013年稼働開始
韓国で炭素繊維の本格事業化を決定−年産2,200トンの量産工場建設 2013年稼働開始− 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)およびToray Advanced Materials Korea Inc.(大韓民国ソウル特別市、社長:李泳官、東レ100%出資、以下「TAK」)は、このたび、韓国に炭素繊維の量産工場を建設することを決定しました。 新工場は、世界ナンバーワンの品質競争力を持つ東レの最新鋭技術を導入し、約630億ウォン(約50億円)を投じて、TAKの亀尾第3工場(慶尚北道亀尾市)に建設します。生産能力は年2,200トンで、2011年初に着工、2013年1月の稼働開始を計画しています。同社では、産業・スポーツ用途で業界のデファクトスタンダードとなっている高強度普通弾性率糸を生産します。 TAKでは、韓国における炭素繊維の需要拡大を睨み、2010年1月から専任の販売・マーケティング組織を設置して国内需要の開拓に取り組んでいます。今回の量産工場建設を機に、スポーツ用途から一般産業用途にわたり幅広く、韓国国内のお客様と一体となって炭素繊維複合材料の市場開発を加速していきます。 韓国ではこれまで炭素繊維をほぼ全量輸入に依存してきましたが、今回のTAKにおける新工場の建設により国産化が実現し、安定した供給体制が確立されます。これにより、韓国・中国を中心としたアジアで急速に拡大している炭素繊維需要に確実に対応してまいります。また、TAKでの炭素繊維国産化は、韓国政府が推進する「グリーン技術産業」の育成政策を後押しし、韓国経済の発展に寄与するものと考えています。 東レは今後、成長分野と成長国・地域における積極的な事業拡大の推進による企業成長を目指し、特に地球規模の課題としてますます重要となる、環境問題の解決に貢献する「グリーンイノベーション」事業の技術開発と事業拡大を推進していきます。 東レは炭素繊維"トレカ"複合材料を「グリーンイノベーション」に貢献する当社先端材料と位置づけ、今後成長が見込まれる「環境・エネルギー」分野、「高級スポーツ」分野および「自動車・航空機」分野を中心に製品開発を加速する一方、日・仏・米に韓国を加えた世界四極生産体制によるグローバルオペレーションを推進することで成長市場の取り込みを図り、炭素繊維複合材料事業のさらなる拡大を目指します。<ご参考>  Toray Advanced Materials Korea Inc.(東レ尖端素材株式会社)概要 1.事業内容:ポリエステル長繊維、不織布、ポリエステルフィルム、IT・環境・エネルギー関連素材 2.設立:1999年10月 3.資本金:4,150億ウォン(東レ100%出資) 4.従業員:1,031名 5.売上高:9,530億ウォン(2009年度実績)以上
 
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