物流ニュース&用語辞典 powerd by e-LogiT
物流ニュース
ニュース 用語 セミナー
■島津製作所/上海に分析計測機器の開発センターを新設
上海に分析計測機器の開発センターを新設中国現地ニーズに対応した分析計測機器の開発体制を強化


島津製作所は、2011年1月、上海市にある中国現地法人 島津国際貿易(上海)有限公司に、分析計測機器の開発センターを新設します。今回新設する開発センターは、中国市場でのマーケティング機能を強化し、現地のニーズに対応した新製品開発を専門的に行う組織で、高級機から低級機までの幅広い各種分析計測機器のなかでも、今後もっとも拡大が見込める中級機の市場をターゲットに製品開発を行うことを目的としたものです。いまや「世界の消費市場」と言われるようになった中国は、リーマンショックによる一時的な景気の停滞はあったものの、その後、順調に回復し、引き続き経済成長が進んでいます。製薬・食品・環境などさまざまな分野での研究開発・品質管理などに使用される分析計測機器の中国市場は、日本を含む外資系メーカーによる高性能な高級機、そして中級機が市場の半分以上を占める一方、中国国内メーカーは低級機と一部の中級機を中心に市場に供給するというように、市場での住み分けが行なわれてきました。しかしさまざまな産業分野の発展が進み、分析機器の需要が拡大する中、基本性能を備え、コストも抑えた中級機市場が急速に拡大してきており、性能・品質を向上させてきた中国国内メーカーとの競争も激化しつつあります。当社は、今後もっとも市場拡大が見込めるこの中級機の市場、いわゆる「ボリュームゾーン」をターゲットとしたマーケティング・開発・生産体制を構築し、より競争力のある新製品をタイムリーに市場投入していくことにより、事業の拡大をめざします。開発センターでは、当社の主力製品である液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、光分析装置、環境計測機器の新製品開発からスタートし、今後さらに開発製品の種類を増やしていく計画です。中国におけるこれら主力製品の売上高は現在1億4千万ドル(2010年度見込)ですが、将来はこれら製品(クロマトグラフ、光分析装置、環境計測機器)のうち、中国開発センターによる開発製品の比率を20%にまで高め、現地ニーズへの対応を進めることにより、2015年度には売上高を3億ドルへと倍増させる計画です。 【中国開発センターの概要】



名 称
島津国際貿易(上海)有限公司 島津上海技術開発中心

所在地
上海市准海西路570号 紅坊 Red Town E区

人 員
約30名

新設時期
2011年1月
 
前の記事へ次の記事へ
【このURLを友達に教える
携帯版メールニュースの配信登録
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。
ご希望の方は、空メールを送信すると登録できます。
イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら
サイト内検索
ホーム ページ下部
物流ニュース&用語集
 物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報
 ニュース登録(空メール)
事業内容
 社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減
会社案内
 会社概要 / アクセス(地図)
 プライバシーポリシー
 訪問販売法に基づく表記
採用情報
 採用情報
 通販物流スタッフ(パート/アルバイト)
友達にURLを教える
お問い合わせ
Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved.