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■豊田通商/インドでレアアース製造工場建設計画を推進
豊田通商、インドでレアアース製造工場建設計画を推進
2010年12月 8日
豊田通商株式会社(以下当社、本社:名古屋市、社長:清水順三)とインドにおける現地法人 Toyotsu Rare Earths Orissa Private Limited .(以下TREO社、本社:インド・オリッサ州、 代表者:山岸 直人)は、レアアース資源の安定確保を目指して、インド・オリッサ州において、Indian Rare Earths Limited(以下 IRE社、本社:インド・オリッサ州、代表者:Dr R. N. Patra)、信越化学工業株式会社(以下信越化学、本社:東京都千代田区、社長:森 俊三)などの協力のもと、レアアース酸化物の製造工場を建設する計画を推進しております。
 
 
当社は数年前より、産業技術総合研究所(産総研)や石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と幅広く連携し、世界中のレアアース資源ポテンシャルについて調査を実施し、 中国以外の供給ソースの確保に取り組んでまいりました。そうした過程の中で、インド・オリッサ州に着目し、関係者各位と協議を進めてまいりました。また、本年10月25日には、日・印 首脳会談が開催され、インド国内でのレアアースの開発や再利用に向け、日・印両国が協力することで一致し、共同声明が出されております。
 
1.インド産レアアース製造工場建設計画の概要
 
IRE社は、インド原子力庁傘下企業であり、原子力発電推進のため、インドで潤沢に埋蔵が確認されている海岸の漂砂鉱床より採掘・選鉱されたモナザイト鉱石から燃料(ウラン・トリウム)を抽出しております。 その抽出後に副産物として混合塩化希土も産出しており、今回のレアアース製造工場は、その混合塩化希土を原材料としてレアアースの酸化物を製造するものです。 信越化学は、現在この製造工場への技術支援および製品の引き取りを決定しており、製造工場の事業主体であるTREO社への出資についてもIRE社、JOGMECと共に検討していただいております。 早ければ2011年初め頃より工場の着工を開始し、同年末に生産開始すべく準備しております。 
 
2. 豊田通商のレアアース供給について
 
上記インド産については、2012年より年間約3,000〜4,000トンを確保できる見込であり、今後、現在、開発中のベトナム産と共に、供給体制を整えてまいります。
 
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