ＳＧﾓｰﾀｰｽ／新規事業領域へ参入･販売開始､ｵﾘｼﾞﾅﾙﾎﾞﾄﾗｰｶｰ｢名称：FVV｣を新開発｜物流ﾆｭｰｽ

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■ＳＧﾓｰﾀｰｽ／新規事業領域へ参入･販売開始､ｵﾘｼﾞﾅﾙﾎﾞﾄﾗｰｶｰ｢名称：FVV｣を新開発

【ＳＧﾓｰﾀｰｽ】ｵﾘｼﾞﾅﾙﾎﾞﾄﾗｰｶｰ｢名称：FVV｣を新開発新規事業領域へ参入･販売開始へ（2010/11/18）

ＳＧﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽｸﾞﾙｰﾌﾟで車両整備･車両販売･ﾎﾞﾃﾞｨ製造販売事業を展開するＳＧﾓｰﾀｰｽ株式会社は､このたびｵﾘｼﾞﾅﾙﾎﾞﾄﾗｰｶｰ※1｢名称：FVV｣を新開発し､ﾍﾞﾝﾀﾞｰ企業※2を対象に11月18日より販売を開始いたします｡

※1　ﾎﾞﾄﾗｰｶｰ：各種飲料の納品や各地に設置されている自動販売機に供給するための飲料運搬専用車
※2　ﾍﾞﾝﾀﾞｰ企業：飲料ﾒｰｶｰが自社商品を供給するため､各ｴﾘｱで商品の保管･供給を行う部門･企業
ＳＧﾓｰﾀｰｽは全国21の直営整備工場と車両ﾎﾞﾃﾞｨ製造工場2ヶ所の他､整備協力工場270ヶ所による全国ﾈｯﾄﾜｰｸにて､佐川急便の全ての車両（約27,000台）を365日24時間体制でｻﾎﾟｰﾄしています｡各拠点では､車検･点検整備･板金塗装などの車両整備事業はもとより､自家用車から軽四車両･ﾄﾗｯｸに至る全ての車両販売（新車･中古車）や､車両保険を手がけるなど､ﾄｰﾀﾙｶｰｻｰﾋﾞｽを提供しております｡さらに2ヶ所の車両ﾎﾞﾃﾞｨ製造工場では年間約2,500台の生産能力を有しております｡このたびＳＧﾓｰﾀｰｽはこれまで培ってきた車両ﾎﾞﾃﾞｨ製造および整備ﾉｳﾊｳを活かし､今回の｢FVV｣の開発を契機に､ﾎﾞﾄﾗｰｶｰの製造･販売という新規分野へ参入し､事業拡大を目指してまいります｡
【｢FVV｣の主な特長】■顧客ﾆｰｽﾞに基づく機能性とﾄﾞﾗｲﾊﾞｰに優しいﾎﾞﾃﾞｨ仕様

格納式ｻｲﾄﾞﾃｰﾌﾞﾙの採用により､ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰの作業負荷低減および商品破損の防止
省ｴﾈ･省電力のLED照明の採用により､夜間における作業性の向上
大型ﾌﾛﾝﾄﾊｼｺﾞの採用により､ﾊｲｶｯﾌﾟでのﾌﾛﾝﾄ作業性の向上
軽量ﾄﾞｱの採用により､ｽﾑｰｽﾞな開閉と操作性の向上
■ｱﾙﾐﾎﾞﾃﾞｨ生産の実績を基に､低価格での提供が可能

既存ｱﾙﾐﾎﾞﾃﾞｨの製造機器ならびに製造ﾗｲﾝの活用
躯体構造部品の共有化により､ｺｽﾄ5％～10％の削減
■耐久性に優れた構造

ｸﾛｽﾒﾝﾊﾞの材質を高性能表面処理鋼板の採用により､防錆性能の向上
新設計のｸﾛｽﾒﾝﾊﾞ構成により約30kgのﾎﾞﾃﾞｨ軽量化を実現
【｢FVV｣開発の経緯】今回のﾎﾞﾄﾗｰｶｰ製造に至る経緯は､ＳＧﾓｰﾀｰｽが全国規模の整備拠点拡大を図る一環として､2009年6月に三国ｺｶ･ｺｰﾗﾎﾞﾄﾘﾝｸﾞ株式会社の傘下であった新三国ﾓｰﾀｰｽﾞ･ｻｰﾋﾞｽ株式会社の株式譲渡を受け､新たにＳＧﾓｰﾀｰｽ子会社のＳＧﾓｰﾀｰｽ関越株式会社としてｽﾀｰﾄしたことによります｡その後も三国ｺｶ･ｺｰﾗｸﾞﾙｰﾌﾟで利用されているﾙｰﾄｶｰの点検･車検整備を継続して利用いただいたことで､ﾎﾞﾃﾞｨの機能等において現場のﾄﾞﾗｲﾊﾞｰさまから更なる要望や改善点があることを知ることができました｡そのような利用者のﾆｰｽﾞを解決するにあたり､ＳＧﾓｰﾀｰｽは既存ｲﾝﾌﾗ（自社ﾎﾞﾃﾞｨ製造工場）および長年のﾎﾞﾃﾞｨ製造技術を活用することで利便性･効率を高めた車両開発が可能と判断いたしました｡
【今後の｢FVV｣機能強化について】常温の飲料を自動販売機に補充した場合､冷たく飲み頃な飲料が提供できるようになるまで一定の冷却時間が必要で､その間は貴重な販売機会を失っている実態があります｡ＳＧﾓｰﾀｰｽはこの課題を解決すべく､佐川急便向けに現在提供している｢飛脚ｸｰﾙ便｣向け3温度帯（常温･冷蔵･冷凍）車両のﾉｳﾊｳを活用し､｢FVV｣への冷蔵機能搭載に向けた開発を進めております｡今後各種ﾃｽﾄを経て､2011年度より販売する予定です｡
ＳＧﾓｰﾀｰｽでは今後も新たな車両開発を推進し､事業拡充に向け取り組んでまいります｡

【ＳＧﾓｰﾀｰｽ株式会社概要】

本社
：
大阪市大正区平尾1-4-38

代表取締役社長
：
谷本育生

設立
：
1980年5月

資本金
：
1,000万円

株主
：
ＳＧﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ株式会社（100％）

主な事業内容
：
各種自動車の販売及び賃貸･各種自動車の整備及び修理･車両のﾎﾞﾃﾞｨ製造販売･損害保険代理店･ﾚｽｷｭｰｻｰﾋﾞｽ