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■日本トランスシティ/経常利益は前年比44.1%増(平成23年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
平成23年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
              売上高      営業利益     経常利益   四半期純利益23年3月期第2四半期 39,968 7.9    2,064 39.1    2,216 44.1   1,277 37.722年3月期第2四半期 37,025 △16.2  1,483 △27.0  1,538 △27.9  927 △24.0
(略)
(1)連結経営成績に関する定性的情報当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、アジアをはじめとする海外経済の成長にけん引され、輸出が好調に推移したことなどにより、売上の回復につながり、さらにはコスト削減効果から企業業績が一段と改善するなど、回復傾向が続きました。しかしながら、エコカー補助金をはじめとする経済対策や猛暑の影響等から、一時的に個人消費が強めの動きとなったものの、雇用情勢は依然として厳しい状況が続き、企業の設備投資においても力強い回復にまでは至らず、また、15 年ぶりの円高水準の影響などにより、今後も先行き不透明な状態が続くものと思われます。このような経済環境下にあって、物流業界では、昨年後半からの荷動きの回復傾向が継続しているものの、競争の激化、各種合理化要請など、物流を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありました。こうした情勢のなか、当社グループの業績は、総合物流事業において、倉庫業では、倉庫保管残高は前年同期並みに推移しましたが、入出庫にかかる取扱量は前年同期に比べ大幅に増加し、貨物回転率も大幅に改善しました。港湾運送業では、四日市港におけるコンテナ貨物の取扱量が増加し、石炭・コークスなどの輸入原料、輸出自動車をはじめ、全般的に取扱量が前年同期に比べ増加しました。陸上運送業では、主力のトラック輸送にかかる取扱量は前年同期に比べ増加し、環境に優しい物流として取り組んでいるバルクコンテナ輸送の取扱量も前年同期に比べ増加しました。国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は輸出・輸入とも前年同期に比べ大幅に増加しました。このような状況により、総合物流事業全体の売上は、前年同期比8.1%増の394 億4千8百万円となりました。その他の事業につきましては、依然として厳しい環境下ではありましたが、業務の効率化に努めました。以上の結果、当第2四半期累計期間の連結売上高は、前年同期比7.9%増の399 億6千8百万円となりました。連結経常利益は、引き続き生産性の向上に取り組んだ結果、前年同期比44.1%増の22 億1千6百万円となり、連結四半期純利益は、資産除去債務の計上や投資有価証券評価損等による特別損失が発生しましたが、前年同期比37.7%増の12 億7千7百万円となりました。
(略)
 
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