富士物流／営業利益は前年比８１３･１％増（平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■富士物流／営業利益は前年比８１３･１％増（平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　経常利益　四半期純利益23年3月期第2四半期　17,727 6.2　　　355 813.1 　346 ― 　　134 ―22年3月期第2四半期　16,688 △19.0 　38 △91.8 　3 △99.3 　△55 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第２四半期連結累計期間における日本経済は､海外景気の緩やかな回復を背景に外需を中心として一部に持ち直しの動きが見られたものの､欧米の景気減速や不安定な雇用情勢､急速な円高の進行による企業収益力の下押し圧力により､先行き不透明な状況で推移いたしました｡物流業界におきましては､国際貨物輸送量については増勢の鈍化は見られるものの回復傾向で推移いたしましたが､国内貨物輸送量については内需に大幅な回復が見られず､依然として減少傾向で推移するなど､引き続き厳しい経営環境となりました｡このような中､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､平成21 年７月29 日に発表いたしました中期経営計画（平成21 年度?平成23 年度）の中間年を迎えました｡｢挑戦｣｢変革｣｢行動｣を行動指針として､｢量｣から｢質｣への変革を成し遂げ､お客様に頼られる存在となることを目指します｡お客様にご満足いただける物流ｻｰﾋﾞｽを提供し､業容の拡大に積極的に取り組んでまいります｡なお､当社株式を対象とした三菱倉庫株式会社による公開買付けにより､平成22 年９月24 日付で同社が当社の親会社となりました｡
第２四半期累計期間の連結業績は以下のとおりです｡営業収益は､前年同期より10 億39 百万円増加し､177 億27 百万円(前年同期比6.2％増)となりました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､当第２四半期連結累計期間より国内における運送､包装､保管および付随する物流業務の一括ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞの引受等の物流ｻｰﾋﾞｽを行う｢国内物流事業｣と輸出入貨物取扱業務､海外輸送および海外現地作業等を行う｢国際物流事業｣の２つを報告ｾｸﾞﾒﾝﾄとし､これら２つのｾｸﾞﾒﾝﾄに含まれない事業を｢その他事業｣といたしました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の状況は以下のとおりです｡
《国内物流事業》一般顧客向けの営業収益は､情報機器および精密機器関連の取扱高が低調となりましたが､工業用ﾐｼﾝや産業装置関連の取扱高が復調し､衛生管理製品や化粧品通販関連が堅調に推移しました｡富士電機ｸﾞﾙｰﾌﾟ向けの営業収益は､自動販売機関連および磁気記録媒体は横ばい､発電変電ﾌﾟﾗﾝﾄ関連は低調となりましたが､半導体およびｲﾝﾊﾞｰﾀ､制御機器などの取扱高は堅調に推移いたしました｡この結果､国内物流事業の営業収益は､134 億12 百万円となりました｡
《国際物流事業》国際物流事業につきましては､全般に回復基調となりました｡一般顧客向けの営業収益は､工業用ﾐｼﾝや産業装置関連および電子部品などの取扱高が復調し､医療用機器の輸出入業務や海外向けﾄﾗｸﾀｰの取扱高が堅調に推移しました｡富士電機ｸﾞﾙｰﾌﾟ向けの営業収益は､発電変電ﾌﾟﾗﾝﾄ関連は低調､磁気記録媒体は横ばいとなりましたが､半導体およびｲﾝﾊﾞｰﾀ､制御機器などの取扱高は堅調に推移いたしました｡この結果､国際物流事業の営業収益は､38 億10 百万円となりました｡
《その他事業》その他事業の営業収益は､５億５百万円となりました｡営業利益は､前連結会計年度より継続して取り組んでまいりました損益改善施策による原価低減､効率化が奏効し､前年同期より３億16 百万円増加し､３億55 百万円となりました｡経常利益は､前年同期より３億43 百万円増加し､３億46 百万円となりました｡四半期純利益は､特別損失に資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額65百万円を計上いたしましたが､前年同期より１億89百万円増加し､１億34百万円となりました｡
（略）