日本ﾛｼﾞﾃﾑ／経常利益は前年比８７％増（平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本ﾛｼﾞﾃﾑ／経常利益は前年比８７％増（平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　経常利益　　四半期純利益23年3月期第2四半期　17,457 0.9 　　197 8.8 140 　29.0 87 　　　527.122年3月期第2四半期　17,297 △7.9 　181 △50.6 　109 △55.8 　13 △80.0
（略）
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
当第２四半期連結累計期間におけるわが国の経済は､欧米景気の先行き不安から急激な円高･株価の下落が進む中で､政府の景気刺激策により一部企業の収益改善傾向がみられたものの､依然として雇用･所得環境は回復せず､全般的には厳しい状況で推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟが属する物流業界につきましても､個人消費の低迷による国内貨物の減少､得意先からの受託料金の低下､不安定な燃料価格動向など､業界を取り巻く環境は極めて厳しいものでありました｡このような状況の中で当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､｢日本一信頼される企業ｸﾞﾙｰﾌﾟ｣を目指し､収益力の強化､ｽﾃｰｸﾎﾙﾀﾞｰに対する信頼向上､ＣＳＲ（企業の社会的責任）機能の強化を経営目標としてｸﾞﾙｰﾌﾟ一丸となって取り組みました｡営業収益につきましては､ｲﾝﾃﾘｱ関連の取扱数量の継続的な減少および引越関連事業等が縮小いたしましたが､ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ関連の取扱数量および通関取扱件数等が回復に転じたため､増収となりました｡営業利益および経常利益につきましては､販売費及び一般管理費の削減､支払利息の減少等により営業外収支等が改善したため､増益となりました｡四半期純利益につきましても､資産除去債務に関する会計基準適用により29百万円を特別損失に計上いたしましたが､貸倒引当金戻入益13百万円を特別利益に計上したことに加え､法人税等の負担額が減少したため､増益となりました｡以上の結果､当第２四半期連結累計期間の営業収益は174億57百万円（前年同期比0.9％増）､営業利益は１億97百万円（同8.8％増）､経常利益は１億40百万円（同29.0％増）､四半期純利益は87百万円（同527.1％増）となりました｡
事業の種類別ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡?貨物自動車運送事業当社において､一部得意先との契約終了､引越に係る運送事業等が低迷いたしましたが､ＥＤＩＳＯＮ（電子部品共同配送）関連の取扱数量の回復および既存得意先において新規に発送代行業務を受注いたしました｡一方で､日本国内のほかﾍﾞﾄﾅﾑにおいても､燃料単価の高騰の影響を受けました｡その結果､営業収益は87億60百万円､営業利益は５億74百万円となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の50.2％を占めております｡
?ｾﾝﾀｰ事業当社において､工場内請負事業において合理化要請に伴い作業単価の改定による値下げを実施いたしましたが､ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ関連をはじめとした既存得意先における受注範囲の拡大ならびに取扱数量が回復いたしました｡その結果､営業収益は28億74百万円､営業利益は２億57百万円となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の16.5％を占めております｡?ｱｾｯﾄ事業当社において､保管数量の減少等に伴う単位当たりの保管収入の低下により､厳しい状況で推移いたしました｡その結果､営業収益は29億77百万円､営業利益は３億60百万円となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の17.1％を占めております｡
?その他事業ﾛｼﾞﾃﾑｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙ株式会社､ﾛｼﾞﾃﾑﾀｲﾗﾝﾄﾞ（LOGITEM(THAILAND)CO.,LTD.）およびﾛｼﾞﾃﾑ香港（LOGITEM HONG KONG CO.,LTD.）において､通関取扱件数が回復いたしました｡加えて､ﾛｼﾞﾃﾑﾍﾞﾄﾅﾑ№1（LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1）の旅客自動車運送事業も堅調に推移いたしました｡その結果､営業収益は28億45百万円､営業利益は３億79百万円となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの営業収益全体の16.3％を占めております｡
（略）