青山商事／千葉県に最先端物流ｾﾝﾀｰを本格稼動｜物流ﾆｭｰｽ

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■青山商事／千葉県に最先端物流ｾﾝﾀｰを本格稼動

青山商事株式会社が２０１０年２月より千葉県に最先端物流ｾﾝﾀｰを本格稼動ICﾀｸﾞ搭載の２４時間ＮＯＮ-ＳＴＯＰ自動化機器を導入?首都圏への出店をﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟ?
【青山商事株式会社】2010年2月18日
青山商事株式会社（本社：広島県福山市､社長：青山理）は､かねてより準備を進めていた千葉県千葉市美浜区の｢青山商事千葉ｾﾝﾀｰ｣（以下､｢千葉ｾﾝﾀｰ｣）を２０１０年２月より本格稼動いたしました｡当ｾﾝﾀｰの本格稼動によって､当社が重点出店地区としている首都圏に積極的な出店体制が整います｡千葉ｾﾝﾀｰの最大の特徴は､日本で初めてICﾀｸﾞを利用した自動化機器のﾎｲｰﾙｼｽﾃﾑを導入しており､欧米数社で採用されているﾄﾞｲﾂのｶﾞｰﾄﾅｰ社のﾎｲｰﾙｼｽﾃﾑを原型に､当社独自の工夫を加え､２４時間ＮＯＮ-ＳＴＯＰで高速無人ﾋﾟｯｷﾝｸﾞができる機能を備えていることです｡この機能によってもたらされる効果は､日々適正な商品量を供給し店舗在庫を維持することで､店舗のﾊﾞｯｸﾔｰﾄﾞ在庫を最小限にして賃借ｽﾍﾟｰｽを少なくできます｡そのため､従来型店舗の売場面積は１５０坪以上が標準ですが､賃料の高い首都圏の物件においては１００坪から１２０坪程度の店舗でも出店が可能になり､賃借料の軽減につながるとともに対象物件が広がり､出店のｽﾋﾟｰﾄﾞを上げることができます｡もうひとつの効果は､首都圏の店舗に早朝納品することで､翌朝には売れた商品の売場補充ができるため､翌日の販売機会ﾛｽを防ぐことができ､さらに繁忙期は早朝納品に加え夕方納品をすることで､当日の夕方以降の売り逃しも防止できます｡また､千葉ｾﾝﾀｰから商品をﾊﾝｶﾞｰ納品することで､商品の売場補充が短時間で行え､仕入伝票入力などのﾊﾞｯｸﾔｰﾄﾞ業務が軽減されることにより､従業員の接客時間の創出につながり､お客様へのｻｰﾋﾞｽ向上を図ることができます｡これまでは､神辺商品ｾﾝﾀｰ（広島県福山市）と井原商品ｾﾝﾀｰ（岡山県井原市）の２ヶ所のｾﾝﾀｰにおいて､それぞれ､ｽｰﾂ､礼服､ｼﾞｬｹｯﾄなどの重衣料ｱｲﾃﾑと､洋品､ｶｼﾞｭｱﾙなどの軽衣料を全国の店舗に週２回程度振り分け配送し､田川商品ｾﾝﾀｰ（福岡県田川市）がそれを補佐する体制となっておりました｡今後は､千葉ｾﾝﾀｰの本格稼動によって､これらの既存商品ｾﾝﾀｰと組み合わせた最適な物流ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝを確立し､４７都道府県の全てにおいてｼｪｱＮＯ.１を獲得するための物流体制と､売場の効率化を目指してまいります｡
■｢青山商事千葉ｾﾝﾀｰ｣の機能概要■２４時間ＮＯＮ-ＳＴＯＰ自動化機器のﾎｲｰﾙｼｽﾃﾑについてこのｼｽﾃﾑは､ｾﾝﾀｰ内に張り巡らせたﾚｰﾙ上を､ICﾀｸﾞ搭載のﾎｲｰﾙに吊り下げたｽｰﾂや洋品が移動し､保管､仕分け､出荷を自動的に行います｡ｾﾝﾀｰ内に入庫する商品とﾎｲｰﾙに搭載された最新のＩＣﾀｸﾞとを紐付けし､ｾﾝﾀｰ内の情報管理を全て自動的に行うｼｽﾃﾑで､本ｼｽﾃﾑ内においては､搬送､保管､仕分けは全てﾎｲｰﾙによって行われます｡■早朝納品ｼｽﾃﾑについて早朝に無人店舗での商品受け渡しができるｼｽﾃﾑで､千葉ｾﾝﾀｰの夜間無人ﾋﾟｯｸｱｯﾌﾟ機能を活かして開店前に店舗へ商品を配送いたします｡開店時からの品揃えを充実させ､日中の交通渋滞を避けて配送効率の向上を図ることができます｡
■省人化された人員体制千葉ｾﾝﾀｰと同等の処理能力と規模の物流ｾﾝﾀｰを仮に想定すると､推察では２００人以上の人員を必要としますが､千葉ｾﾝﾀｰはＩＣﾀｸﾞ制御による最先端の２４時間ＮＯＮ-ＳＴＯＰ自動化機器を導入する事で､最小の人員体制で運営ができるｼｽﾃﾑ構築をしています｡
■通販事業拡大の物流拠点当社が２００８年秋から本格展開しているｲﾝﾀｰﾈｯﾄ通販事業は､年間３０?４０％増のﾍﾟｰｽで伸びており､千葉ｾﾝﾀｰは今後さらに事業を拡大するための物流拠点となる予定です｡ｾﾝﾀｰ内には､通販商品用の撮影ｽﾀｼﾞｵも設置しており､将来的にｲﾝﾀｰﾈｯﾄ通販の物流機能を千葉ｾﾝﾀｰに集約することでＯＮＥ?ＳＴＯＰｻｰﾋﾞｽを実現し､受注から発送までの時間を短縮することで､今よりも迅速にお客様に商品を届けることが可能になります｡