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■キユーソー流通システム/平成19年11月期 第3四半期財務・業績の概況
平成19年11月期 第3四半期財務・業績の概況
(中略)

【定性的情報・財務諸表等】
1.連結経営成績に関する定性的情報
当第3四半期におけるわが国経済は、原油価格など懸念材料はあるものの、好調な企業業績を背景とした設備投資の増加や雇用環境など着実な改善が進むなか、個人消費においても回復の兆しが見られ、景気は総じて回復基調で推移しております。
しかしながら、食品物流業界におきましては、消費者の低価格志向持続を背景とした顧客の物流費引き下げ要請や物流業者間の価格競争などが進む一方で、高止まりしている燃料価格に加え、食の安全・安心に応える物流品質向上への投資や、トラックドライバー確保のコスト増など厳しい経営環境で推移いたしました。
このような状況の中で、当社グループは、作業品質や保管効率を高める倉庫作業支援システムと移動棚の導入を進めながら、全国にわたる輸配送ネットワークと拠点の物流機能を活かしたアセット型サードパーティーロジスティクス(お客様に最適なサービスの提供。以下、アセット型3PL)の提案営業を推し進めました。この結果、流通系を主な顧客とする専用物流とキユーソー便全国小口輸配送システム(以下、キユーソースルー便)受託は拡大したものの、食品メーカーの物流等の保管をともなう共同物流の顧客獲得は低調に推移いたしました。また、その他事業は、コンビニエンスストア店舗の新規出店が寄与し増収となりました。
利益面は、倉庫や運送の固定費のコスト低減施策を推し進めたものの、共同物流の顧客獲得の伸び悩みの影響を受け移動棚や倉庫作業支援システムの導入で増加した固定費などを吸収できませんでした。さらに、燃料価格の高止まりの影響に加え、多品種少量化に対応した作業の増加にともなう荷役作業コストおよびパレット費用などが増加しました。また、3ヶ所の営業所統廃合を実施し賃借料などの固定費を削減したものの、繁忙期の過度な貨物集中の結果、臨時運送費用等の増加が利益を圧迫し大幅な減益となりました。
以上の結果、当第3四半期の業績は、売上高は1,044 億23 百万円と前年同期に比べ39 億82 百万円(4.0%増)の増収となりましたが、営業利益は8億61 百万円と前年同期に比べ11 億56 百万円(57.3%減)、経常利益は8億55 百万円と前年同期に比べ11 億94 百万円(58.3%減)、当四半期純利益は1億17 百万円と前年同期に比べ7億6百万円(85.7%減)と減益になりました。
2.連結財政状態に関する定性的情報
当第3四半期の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産が6億12 百万円、負債の部が6億5百万円増加し、純資産の部は7百万円の増加となりました。
総資産の増加の主なものは、現金及び預金が12 億79 百万円減少しておりますが、有形固定資産が5億29 百万円、投資その他の資産が9億34 百万円増加しております。負債の部では、未払金が7億20 百万円、長期借入金が5億61 百万円減少しておりますが、短期借入金が16 億48 百万円、繰延税金負債が5億84 百万円増加しております。また、純資産の部は、利益剰余金が剰余金の配当により2億2百万円減少しましたが純利益により1億17 百万円増、少数株主持分が1億1百万円増加しております。
キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりとなっております。
現金及び現金同等物の当第3四半期末残高は18 億16 百万円となり、前連結会計年度末の30 億95 百万円と比べて12 億79 百万円の減少となりました。
営業活動の結果得られた資金は、前第3四半期に比べ10 億54 百万円減少し、6億39 百万円となりました。これは主に、法人税等の支払額の減少及び減価償却費による増加要因はありましたが、税金等調整前四半期純利益の減少及び売上債権の減少額が減少したことによるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、前第3四半期とほぼ同額の26 億13 百万円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出は減少したものの、有形固定資産の取得による支出及び投資有価証券の取得による支出が増加したことによるものであります。
財務活動の結果得られた資金は、前第3四半期に比べ2億17 百万円増加し、7億19 百万円となりました。これは主に、長期借入による収入及び社債の発行による収入は減少したものの、短期借入の純増減額が増加したことによるものであります。

3.連結業績予想に関する定性的情報
通期の見通しは、平成19 年7月10 日発表の通期業績予想を下表の通り本日修正しております。
売上高は、専用便運送の稼動が伸長したものの、主に保管貨物や共同物流が伸び悩んだことから、前回発表予想を下回ることを見通しております。
利益面についても、売上高の未達により下半期に計画していた合理化改善施策が遅れました。また、営業所統廃合と繁忙期の過度な貨物集中の結果、臨時運送費用等の増加が利益を圧迫し、営業利益14 億10 百万円、経常利益は14 億10 百万円、当期純利益については3億3百万円と、前回発表予想を下回る見込みであります。
(以下略)

詳細は下記アドレスを参照ください。
www.krs.co.jp/ir/pdf/tansin/h19_nov_tyukan.pdf
 
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