ｾﾝｺｰ／大連大窯湾保税港区に新倉庫を開業｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｾﾝｺｰ／大連大窯湾保税港区に新倉庫を開業

日中一貫流通体制を強化
－大連大窯湾保税港区に新倉庫を開業－

当社と繊維商社大手の蝶理株式会社（以下､蝶理）､中国･東北地域における大手繊維企業の大楊集団有限責任公司（以下､大楊集団）との合弁会社｢大連三興物流有限公司｣は､大連大窯湾保税港区において､倉庫の建設を進めてまいりましたが､この度運営を開始いたしましたのでお知らせいたします｡
当社､蝶理､大楊集団の三社は､1994 年9 月､大連保税区内に合弁会社｢大連保税区貝思特（ﾍﾞｽﾄ）国際貿易物流有限公司｣を設立､中国･東北地域の家電企業向けの樹脂製品の輸出入通関･保管･中国内配送業務などをはじめとし､2004 年12 月には､大連地区で初めて､ﾊﾝｶﾞｰﾚｰﾙを装備したｱﾊﾟﾚﾙ専用倉庫を増設､紳士服を主体とした日中一貫流通業務を開始いたしました｡その中で同年､中国で2 番目の物流園区として大連保税物流園区が認可されたことにより､中国･東北地域の貿易拠点として大連地区の優位性が高まったことに加え､日中一貫流通業務が順調に軌道にのったことから､三社は大連保税物流園区に進出､新たに合弁で大連三興物流有限公司を設立し､倉庫の建設を進めてまいりました｡
この度竣工しました倉庫（以下､新設倉庫）は､3 階建で､延床面積は8,640 ?｡情報ｼｽﾃﾑ面では､無線ﾊﾝﾃﾞｨﾀｰﾐﾅﾙによる入出荷検品･在庫管理などを行う､RFID の活用を視野に入れた中国語仕様のWMS（倉庫管理ｼｽﾃﾑ）を配備｡WMS はSCEM ｼｽﾃﾑ（※）とも連携を図り､資材調達状況､生産･出荷進捗状況などを顧客をはじめ､ｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝの各関係者がｲﾝﾀｰﾈｯﾄを通じ､可視化できるｻｰﾋﾞｽを提供します｡

新設倉庫は日中一貫型の流通拠点として運営｡従来､日本で行っていた流通加工業務を担い､ｱﾊﾟﾚﾙ製品を主体に､雑貨､中国国内向け原材料などを取り扱います｡
2006 年8 月には､新設倉庫の立地する保税物流園区を含めた区域が｢大連大窯湾保税港区｣に認定され､優遇政策の多い特別ｴﾘｱとして位置づけられており､今後とも保税港区の優位性を活かす中､新設倉庫を中核として､顧客の流通効率化に貢献してまいります｡

【大連三興物流有限公司】
（１）設立： 2005 年8 月15 日
（２）董事長：李桂蓮（大楊集団有限責任公司･董事長）
（３）総経理：岡田久米男（ｾﾝｺｰ）
（４）資本金： 25 百万元
（５）出資構成：ｾﾝｺｰ55％､大楊集団35％､蝶理10％
（６）所在地：中国遼寧省大連市開発区大連保税港区?B-5-3
（７）倉庫概要
?敷地面積： 19,729 ?
?建物構造：鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ造3 階建
?延床面積： 8,640 ?（第一期）
※SCEM ｼｽﾃﾑ：ｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝ･ｲﾍﾞﾝﾄ･ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ･ｼｽﾃﾑ｡海外を含め調達から最終顧客までのｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝ全般にわたる在庫や､生産･輸送の状況などを管理監視するｼｽﾃﾑ｡
以上

＜本件に関するお問い合せ先＞
ｾﾝｺｰ株式会社広報部
電話 06-6440-5156