日本郵船／ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ､ｳﾙｸﾞｱｲ､ﾊﾟﾗｸﾞｱｲの海運代理店の株式60％を取得｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本郵船／ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ､ｳﾙｸﾞｱｲ､ﾊﾟﾗｸﾞｱｲの海運代理店の株式60％を取得

ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ､ｳﾙｸﾞｱｲ､ﾊﾟﾗｸﾞｱｲの海運代理店の株式60％を取得

　当社は､ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ､ｳﾙｸﾞｱｲ､ﾊﾟﾗｸﾞｱｲの3ｶ国で海運代理店業､物流事業を展開するﾑﾙﾁﾏｰﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ（Grupo Multimar､社長：ﾊﾟﾄﾘｯｸ･ｷｬﾝﾍﾞﾙ Patrick Cambell）総株式の60％を取得しました｡

　ﾑﾙﾁﾏｰﾙｸﾞﾙｰﾌﾟは1995年の設立で社員数約100名｡2006年度の売上高は13百万米ﾄﾞﾙです｡ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ（ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ）の本社を拠点として､ｳﾙｸﾞｱｲ､ﾊﾟﾗｸﾞｱｲを含めた3ヶ国で海運代理店業､通関･内陸輸送･倉庫業などの物流業を行っています｡

　当社はこれまで､南米東岸とｱｼﾞｱ､欧州､北米東岸を結ぶｺﾝﾃﾅ航路を拡充し､また自動車船による完成車輸送､冷凍船やﾊﾞﾙｶｰによるばら積み貨物の輸送にも積極的に取り組んできました｡そして､本年4月には中南米の運営拠点を東京からｻﾝﾊﾟｳﾛに移転するなど､一連の中南米地域営業強化策を推進しています｡

　このたびの現地企業の株式取得は､このような取り組みの一環で､2001年末の経済危機から目覚しい復興をとげたｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ､ｳﾙｸﾞｱｲ､ﾊﾟﾗｸﾞｱｲにおける顧客ｻｰﾋﾞｽの向上を目指すものです｡同地域では､自動車を始め､ﾜｲﾝ･食料品･穀物･化学品･原材料等､今後さまざまな分野における荷動きの大きな伸びが期待されており､当社物流事業のｸﾞﾛｰﾊﾞﾙﾈｯﾄﾜｰｸと組み合わせ､幅広いｻｰﾋﾞｽﾒﾆｭｰを用意して顧客ﾆｰｽﾞに応えていきます｡

以上