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■澁澤倉庫/平成20 年3 月期 第1四半期財務・業績の概況
平成20 年3 月期 第1四半期財務・業績の概況
(中略)

1. 連結経営成績に関する定性的情報
当第1四半期(平成19 年4月1日から平成19 年6月30 日まで)のわが国経済は、原油や原材料等の価格上昇に伴う景気悪化が懸念され、個人消費も若干弱含みな面もありましたが、輸出や設備投資の増加に支えられ、全体としては緩やかな景気拡大が持続しました。
こうした経済情勢にあって、物流業界におきましては、輸出入貨物の荷動きは増加傾向にあるものの、国内貨物の荷動きには目立った改善はなく、燃料油価格が高止まりするなど、当社グループの物流事業を取り巻く環境は厳しい状況で推移しました。不動産賃貸業界におきましては、オフィス・スペースの需給改善が進み、賃料相場にも緩やかな上昇傾向が見られました。
当社グループは、このような情勢のもとで、平成18 年度を初年度とした3ヵ年の中期経営計画「SUCCESS 2008」に沿って、その目標達成に向けて営業の拡大と採算性の向上への取組みを一段と強化してまいりました。また、物流拠点の整備による事業基盤の拡充をはかるため、本年4月に三郷営業所等新物流拠点を開設したほか、5月に神戸市中央区港島に物流センター建設用地(28,456.39 ?)を取得、さらに、6月には愛知県小牧市の名古屋営業所において新倉庫のA号倉庫(延床面積11,998.50 ?)を竣工させ、稼働しております。
この結果、当第1四半期の営業収益は、前年同期比4億1千9百万円(3.0%)増加の142 億8千7百万円となりましたが、固定資産の取得に係る一時費用や新物流拠点の立ち上げ費用等が当四半期に集中したため、営業利益は前年同期比2億3千3百万円(35.9%)減少の4億1千7百万円となり、経常利益は金融収支が若干改善したものの前年同期比1億5千9百万円(22.2%)減少の5億5千8百万円となりました。また、四半期純利益につきましては、本年5月に福岡県北九州市門司区の土地、建物の売却による特別利益を6千6百万円計上しましたが、前年同期には固定資産の売却による特別利益5億2千7百万円がありましたので、前年同期に比べ3億5千1百万円(49.4%)減少の3億5千9百万円となりました。

当社グループの事業セグメント別の概況は、次のとおりです。
物流事業
倉庫業務は、拠点の増強による取扱量の伸長があり、保管料、荷役料ともに増加し、営業収益は前年同期比6.8%の増収となりました。
港湾運送業務は、米国向け輸出鋼材など在来船貨物に係る船内荷役業務が伸長したことに加え、輸出入貨物の取扱いが堅調に推移したことにより、営業収益は前年同期比8.9%の増収となりました。
陸上運送業務は、フェリー輸送が前年同期をやや下回ったほか、一部不採算業務からの撤退もありましたが、引越業務が堅調に推移し、倉庫拠点の増強によるトラック輸配送の増加により、営業収益は前年同期並みを確保できました。
国際輸送業務は、航空貨物は輸入取扱いがやや低調だったものの輸出取扱量が増加し、海上貨物も中国・アジア発着貨物を中心に一貫輸送の取扱量が増加したことにより、営業収益は前年同期比17.4%の増収となりました。
この結果、物流事業全体の営業収益は、前年同期比3億8千6百万円(3.1%)増加の127 億3千5百万円となりました。

不動産事業
昨年11 月に稼働した賃貸マンション「ドミール菊川」が寄与したことにより、営業収益は前年同期比3千3百万円(2.5%)増加の13 億7千8百万円となりました。

その他事業
ゴルフ場運営につきましては、近隣ゴルフ場との競争が激化するなか、新規会員募集や各種イベントなどの集客営業に努めた結果、来場者数が増加し、営業収益は1億8千6百万円と前年同期並みを確保できました。

2. 連結財政状態に関する定性的情報
当第1四半期末の総資産は、売上債権の増加および固定資産の取得等による増加がありましたが、投資有価証券の償還等により前期末に比べ1百万円減少し、905 億7千7百万円となりました。
負債につきましては、長期借入金の約定返済が進んだことや法人税等の納付等により、前期末に比べ3億1百万円減少し、542 億5千7百万円となりました。
また、純資産につきましては、当第1四半期の利益およびその他有価証券評価差額金の増加がありましたので、剰余金の配当による減少があったものの、前期末に比べ3億2百万円増加し、363 億1千9百万円となりました。

(キャッシュ・フローの状況)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上や減価償却費による資金留保等ありましたが、法人税等の支払や売上債権の増加により、9億2千4百万円の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出があったものの、有価証券の償還等により、2億8千5百万円の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の約定返済および配当金の支払により、9億8千5百万円の減少となりました。
この結果、当第1四半期のキャッシュ・フローは、全体で16 億2千8百万円の減少となり、現金及び現金同等物の第1四半期末残高は53 億5百万円となりました。

3. 連結業績予想に関する定性的情報
当期の業績予想につきましては、概ね計画通り進捗しておりますので、平成19 年5月15 日に発表いたしました予想数値を据え置いております。

4. その他
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
該当事項はありません。
(2) 会計処理の方法における簡便な方法の採用の有無
法人税等の計上基準につきましては、簡便な方法を採用しております。
(3) 最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更の有無
該当事項はありません。
(以下略)

詳細は下記アドレスを参照ください。
www.shibusawa.co.jp/ir/pdf/20070809.pdf
 
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