ｶﾝﾀﾞｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝ／平成20年３月期　第１四半期財務･業績の概況｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｶﾝﾀﾞｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝ／平成20年３月期　第１四半期財務･業績の概況

平成20年３月期　第１四半期財務･業績の概況
（中略）

１．連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期におけるわが国経済は､原油価格の高騰や金利上昇等の懸念材料はあったものの企業収益の改善や需要の増加を受けて設備投資は増加し個人消費も底堅く推移し景気は緩やかな拡大基調が続きました｡
物流業界におきましては､輸送量の低迷､激化する企業間競争､ｺｽﾄﾀﾞｳﾝ要請や燃料価格の高騰､安全規制の更なる強化､環境問題への対応等､取り巻く経営環境は厳しい状況が続きました｡
このような経営環境の中にあって､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは｢第?次３ヵ年経営計画｣の２年目を迎え｢全員参画の営業で新たな飛躍を！｣をﾒｲﾝｽﾛｰｶﾞﾝに業種業態地域に特化した独自営業の展開､全員営業による新しい顧客の開発等に取り組むとともに､収益力の強化に努めてまいりました｡
以上の結果､当第１四半期の連結営業収益は､前年同期より４億２百万円減少し58億１百万円（前年同期比6.5％減）となりました｡これは､前期に実施しました不採算業務からの撤退に伴う減収を主な要因としております｡
　連結営業利益は､前年同期より１億83百万円増加し３億18百万円（前年同期比136.9％増）となりました｡これは､不採算業務からの撤退に伴う原価率の低下や､昨年４月にｵｰﾌﾟﾝした営業所の立上げ費用の反落を主な要因としております｡
　連結経常利益は､連結営業利益の増加に伴い前年同期より１億84百万円増加し３億７百万円（前年同期比150.1％増）となりました｡
　連結四半期純利益は､前年同期より１億７百万円増加し１億46百万円（前年同期比280.2％増）となりました｡

２．連結財政状態に関する定性的情報
当第１四半期末の総資産は､296億27百万円となり､前連結会計年度末に比べ５億16百万円減少いたしました｡
純資産は､前連結会計年度末と比べ､８百万円減少し102億49百万円となり､自己資本比率は34.5％となりました｡
利益剰余金が88百万円､自己株式が72百万円それぞれ増加し､その他有価証券評価差額金が24百万円減少したことが主な要因です｡
資産の部の主な増減は､前払費用が33百万円､機械装置及び運搬具が43百万円それぞれ増加し､現金及び預金が３億33百万円､受取手形及び営業未収金が86百万円それぞれ減少しております｡
負債の部の主な増減は未払金が２億36百万円､預り金が56百万円それぞれ増加し､短期借入金２億25百万円､長期借入金４億26百万円それぞれ減少しております｡
ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰの状況につきましては､営業活動の結果得られた資金が５億93百万円ありましたが､投資活動の結果使用した資金１億25百万円と財務活動の結果使用した資金８億２百万円により､当第１四半期末には40億81百万円となりました｡

（営業活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
営業活動の結果得られた資金は､５億93百万円となりました｡これは主に税金等調整前四半期純利益２億99百万円､減価償却費２億77百万円､その他の負債の増加１億85百万円に対し､賞与引当金97百万円､法人税等の支払２億25百万円等によるものであります｡

（投資活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
投資活動の結果使用した資金は､１億25百万円となりました｡これは主に有形固定資産の取得による支出１億17百万円によるものであります｡

（財務活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
財務活動の結果使用した資金は､８億２百万円となりました｡これは主に短期借入金の収入13億45百万円､短期借入金の返済による支出14億54百万円､長期借入金の返済による支出５億42百万円によるものであります｡

３．連結業績予想に関する定性的情報
当四半期における業績は､概ね予想通りに推移しており､平成19年５月11日発表の通期業績予想に変更はありません｡

４．その他
(1）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）
該当事項はありません｡
(2）会計処理の方法における簡便な方法の採用
法人税等の計上基準については､法定実効税率をﾍﾞｰｽとした年間予測税率により計算しております｡
(3）最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更
法人税法の改正に伴い､平成19年４月１日以降に取得した有形固定資産については､改正後の法人税法に規定する償却方法により減価償却費を計上しております｡なお､この変更による損益に与える影響は軽微であります｡
（以下略）

詳細は下記ｱﾄﾞﾚｽを参照ください｡
www.kanda-web.co.jp/ir/tansin/2008-1.pdf