新和海運／平成20年3月期　　第1四半期財務･業績の概況｜物流ﾆｭｰｽ

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■新和海運／平成20年3月期　　第1四半期財務･業績の概況

平成20年3月期　　第1四半期財務･業績の概況
（中略）

１．連結経営成績に関する定性的情報
当第1四半期（平成19年4月1日から同6月30日まで）の業績は､好調な海運市況を受けて前年同期比で増収増益となり､連結売上高は303億28百万円（前年同期比51億64百万円増）､営業利益は60億48百万円（同38億93百万円増）､経常利益は62億3百万円（同41億46百万円増）､そして原油ﾀﾝｶｰ売船益等を特別利益に計上した結果､四半期純利益は62億13百万円（同50億3百万円増）となりました｡
当社連結ｸﾞﾙｰﾌﾟの事業構成は海上運送業がほぼ全体を占めており､連結売上高に占める外航海運業の割合は8割強､内航海運業の割合は2割弱となっています｡外航海運業においては､鉄鋼原料をはじめとした海上輸送の需要増を背景に､ﾄﾞﾗｲﾊﾞﾙｸ市況が前年同期を大きく上回る水準で推移しました｡このような状況下､支配船腹の効率配船など継続的な営業努力を積み重ねた結果､特にﾊﾝﾃﾞｨ型撒積船を主力船型とする分野において好市況を大きく享受することができました｡更に大型船型を中心とした中長期契約による安定収益の増加や円安効果もあり､前年同期比では大きく増収増益となりました｡
また内航海運業においては､主要荷主である鉄鋼ﾒｰｶｰが引き続き好調で輸送需要も高水準で推移したため､用船料や燃料油価格の高騰などｺｽﾄ増要因を吸収し､鋼材､一般貨物輸送及びﾀﾝｶｰ輸送ともに前年同期比で増収増益となりました｡

２．連結財政状態に関する定性的情報
当第１四半期の財政状態につきましては､総資産929億円（前連結会計年度末比82億円増加）､負債合計486億円（同20億円増加）､純資産443億円（同62億円増加）となりました｡
増減の主なものは子会社所有船舶(原油ﾀﾝｶｰ）の売却等により､現金･預金が46億円増加､船舶売却と減価償却により有形固定資産の船舶が11億円減少､建設仮勘定12億円増加及び投資有価証券が新規取得や時価評価等により10億円増加及び当四半期純利益等により利益剰余金が49億円増加したことなどであります｡
（中略）

第２四半期及び下期の見通しについて､外航海運業においては鉄鋼原料を中心とした海上輸送需要が引き続き高水準で推移するものと予想されます｡一方､船腹需給面で懸念された新造船竣工による供給圧力は､前述の海上輸送需要増と貨物の遠距離ｿｰｽ化によって吸収され､需給の緩みは限定的なものと予想されるため､ﾄﾞﾗｲﾊﾞﾙｸ市況は今後も引き続き強含みで推移するものと予想されます｡また､内航海運業についても海上輸送需要は今後も堅調に推移するものと予想されるため､第１四半期の好調な業績を踏まえ､前期決算発表時(平成19年5月10日)に公表した当期業績予想を上記の通り修正いたします｡

見通しに関するﾘｽｸ情報
上記の業績見通しは､現在入手可能な情報と､当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり､実際の業績は見通しと大きく異なる可能性があります｡事業ﾘｽｸとしては､海運市況･為替･燃料油価格等の変動､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ運航船舶の海難事故､公的規制の変更といった要因が考えられますが､これらに限定されるものではありません｡ﾘｽｸ要因に関しましては､平成19年6月28日に提出した当社の平成18年度有価証券報告書(平成18年4月1日から平成19年3月31日)にも記載されていますのでご参照ください｡

４．その他
（１）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）
　　該当事項はありません｡
（２）会計処理の方法における簡便な方法の採用
　　税金費用の計算等については､一部簡便な方法を採用しております｡
（３）最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更
　　　該当事項はありません｡
以上
（以下略）

参照は下記ｱﾄﾞﾚｽを参照ください｡
www.shinwaship.co.jp/news/2007/pdf/0802.pdf