ｺﾏｰｼｬﾙ･ｱｰﾙｲｰ／平成20年３月期　第１四半期財務･業績の概況｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｺﾏｰｼｬﾙ･ｱｰﾙｲｰ／平成20年３月期　第１四半期財務･業績の概況

平成20年３月期　第１四半期財務･業績の概況
（中略）

１．連結経営成績に関する定性的情報
　当第１四半期におけるわが国経済は､企業収益改善を背景に設備投資の増加が続き､雇用も改善傾向にあるなど景気は緩やかな回復基調で推移しました｡
　このような中､当第１四半期は､売上高61億９千９百万円（前年同期比1.9％減）､営業損失２億２千３百万円（前年同期は２千６百万円の黒字）､経常損失３億５千２百万円（前年同期は４千２百万円の損失）､当期損失２億６千４百万円（前年同期は１千８百万円の損失）となりました｡当社は工事完成､引渡しが下期に集中するため､収益は下期に偏重する傾向があります｡当該第１四半期は､前連結会計年度から進めています当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの認知度向上を目的とした広告宣伝費の増加及び当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの事業規模の拡大に合わせた人員増等による販管費の増加により､営業損失を計上いたしましたが､下期に向けての仕入等も順調に進捗しており､通期については､期初に公表した業績予想を達成できるものと見込んでおります｡

　事業の種類別ｾｸﾞﾒﾝﾄの概況は､以下の通りであります｡
（ＰＭ事業）
　売上高は38億３千８百万円（前年同期比26.2％増）となりました｡当該事業における第１四半期業績は､物流施設を中心とする従来からの管理事業が安定的に推移したことに加え､前連結会計年度より注力しておりました住居系ＰＭ事業の事業規模の拡大に伴い､売上高も拡大しています｡当該事業におきましては､期初に公表した業績予想に対して概ね計画通りに推移しております｡

（ＡＭ事業）
　売上高は23億６千万円（前年同期比28.0％減）となりました｡当該事業における第１四半期業績は､建築完成工事が期末に集中すること及び開発型物件の販売が期後半に偏る傾向があるため､通期計画に対する影響度合いは小さくなっています｡当該事業におきましては､期初に公表した業績予想に対し､販売､仕入ともに概ね計画通りに推移しています｡

２．連結財政状態に関する定性的情報
当第１四半期における総資産は470億１百万円（前年同期比29.4％増）､純資産は95億２千６百万円（前年同期比7.3％増）となりました｡

（資産の部）
　当第１四半期における資産は470億１百万円（前年同期比29.4％増）となりました｡これは､開発案件の仕入に伴う棚卸資産の増加を主要因とするものです｡

（負債の部）
　当第１四半期における負債は374億７千４百万円（前年同期比36.6％増）となりました｡これは､開発案件の仕入に伴う借入金の増加を主要因とするものです｡

（純資産の部）
　当第１四半期における純資産は95億２千６百万円（前年同期比7.3％増）となりました｡これは､業績の拡大に伴う利益剰余金の増加を主要因とするものです｡

ｷｬｯｼｭﾌﾛｰの状況
　当第１四半期末における現金及び現金同等物（以下｢資金｣という）は､前連結会計年度末と比較して､14億６百万円減少し､33億９千１百万円となりました｡

（営業活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
　営業活動の結果､使用した資金は98億４千７百万円（前年同期は68億６百万円の使用）となりました｡これは開発案件の事業規模の拡大に伴う仕入の増加を主要因とするものです｡

（投資活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
　投資活動の結果､使用した資金は１億１千６百万円（前年同期は７億６千２百万円の使用）となりました｡これは前年同期において行っていたｸﾞﾙｰﾌﾟ全体の事業資金支援の貸付の負担が減少したこと及び固定資産の取得による支出（１億３千２百万円）を主要因とするものです｡

（財務活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
　財務活動の結果､獲得した資金は85億５千７百万円（前年同期は65億６千７百万円の獲得）となりました｡これは仕入拡大に伴う資金需要増加に対して､借入を主体に対応したことを主要因とするものです｡

３．連結業績予想に関する定性的情報
　当該四半期における業績経過は､概ね計画通りに推移しているため､中間期ならびに通期業績予想につきましては､平成19年５月11日付決算短信に記載の見通しから､現時点での変更はございません｡

４．その他
(1）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）
　該当事項はありません｡
(2）会計処理の方法における簡便な方法の採用
　固定資産の減価償却費等は年度見込額のうち当第１四半期分までを計上しております｡その他影響額が僅少なものについても一部簡便的な方法を採用しております｡
(3）最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更
　該当事項はありません｡
（以下略）

詳細は下記ｱﾄﾞﾚｽを参照ください｡
www.commercial-re.co.jp/pdf/kessan/2007/20070803_shihanki.pdf