杉村倉庫／平成20 年3 月期第１四半期財務･業績の概況｜物流ﾆｭｰｽ

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■杉村倉庫／平成20 年3 月期第１四半期財務･業績の概況

平成20 年3 月期第１四半期財務･業績の概況
（中略）

１．連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期におけるわが国経済は､継続的な景気回復を背景に設備投資が引続き増加基調で推移し､雇用･所得環境の改善から個人消費も持ち直しの兆しがみられて､引き続き穏やかなﾍﾟｰｽで景気拡大が続きました｡
このような状況の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは本年2 月に竣工した大阪港営業所の新倉庫の5 月よりの本稼動に取組みました｡営業収益は､倉庫業は取扱貨物の見直しや荷主の輸入量の減少により､倉庫荷役･荷捌料は減少しましたが､保管料収入などが増加しましたので､14 億9 千3 百万円（前年同期比4.6％増）となりました｡運送業では付帯作業料は減少しましたが､運送料収入の増加により､11 億2 千7 百万円（前年同期比1.5％増）となりました｡不動産賃貸業は倉庫業からの用途変更による物件の増加もあって､1 億9 千万円（前年同期比16.2％増）となり､その他の事業はｺﾞﾙﾌ練習場業の入場者数が回復傾向にありますので､6 千2 百万円（前年同期比7.7％増）となりました｡
この結果､当第1 四半期の連結営業収益は28 億7 千4 百万円（前年同期比4.1％増）となりましたが､営業費用で下払作業費や減価償却費の他､新倉庫立上げのための諸経費が増加し､販売費及び一般管理費も増加しましたので､営業利益は1 億8 千万円（前年同期比37.6％減）となりました｡経常利益は1 億6 千2 百万円（前年同期比37.5％減）となり､当第1 四半期の純利益は7 千2 百万円（前年同期比46.3％減）となりました｡

２．連結財政状態に関する定性的情報
当第1 四半期末の資産合計は､223 億3 千3 百万円で前四半期末比27 億6 千8 百万円の増加です｡これは現金預金が5 億2 百万円増加したのに対し､有価証券が9 億2 百万円減少して流動資産が3 億3 百円減少しましたが､新倉庫の建設などにより固定資産が30 億7 千2 百万円増加したためです｡
負債合計は退職給付引当金が１億6 千9 百万円減少したのに対し､長･短期借入金が25 億6百万円､支払手形及び営業未払金が9 千6 百万円増加したため､前四半期末に比べて24 億7 千7 百万円の増加となりました｡
純資産の部は､76 億8 千9 百万円となり､前四半期末に比して2 億9 千1 百万円の増加です｡
これは利益剰余金の増加2 億4 千万円とその他有価証券評価差額金5 千3 百万円の増加によるものです｡
ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰの状況につきましては､当四半期末の現金及び現金同等物は26 億9 千5百万円となり､前連結会計年度末に比べ5 億7 千3 百万円減少しました｡
営業活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰは､未収消費税等及び売上債権が減少しましたので､収入超過額が前年同四半期に比べ1 百万円減少しました｡
投資活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰは､有形固定資産の取得による支出が増加しましたので､支出超過額は前年同四半期に比べ19 億2 千5 百万円増加しました｡
財務活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰは､長期借入による収入により､前年同四半期に比べ15億8 千6 百万円の収入超過となりました｡

３．連結業績予想に関する定性的情報
当第1 四半期の業績結果は､平成19 年5 月23 日発表の通期連結業績予想に沿って推移しているため中間期及び通期の業績の予想を据え置いております｡

４．その他
(1) 期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）
該当事項はありません｡

(2) 会計処理の方法における簡便な方法の採用
中間連結財務諸表作成基準に準じております｡

(3) 最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更
該当事項はありません｡
（以下略）

詳細は下記ｱﾄﾞﾚｽの開示情報を参照ください｡
www.sugimura-wh.co.jp/