ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽ／北米ﾌｧﾝﾄﾞあらたに組成し18億米ﾄﾞﾙ(2,160億円)のｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産を取得｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽ／北米ﾌｧﾝﾄﾞあらたに組成し18億米ﾄﾞﾙ(2,160億円)のｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産を取得

ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽ､新たにﾉｰｽｱﾒﾘｶﾝﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰﾌｧﾝﾄﾞを組成し､18億米ﾄﾞﾙ(2,160億円)のｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産を取得
2,470万平方ﾌｨｰﾄの物流施設と4億4,000万米ﾄﾞﾙ相当の新規開発用地

物流施設専門の不動産開発会社ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽ（世界本社：米国ｺﾛﾗﾄﾞ州ﾃﾞﾝﾊﾞｰ　NYSE： PLD）は､2007年7月12日､新たなﾉｰｽｱﾒﾘｶﾝﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰﾌｧﾝﾄﾞを組成し､米国ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産開発大手Dermody Properties社(以下､DP社)とｶﾙｽﾀｰｽﾞ（CalSTERS､the California State Teachers Retirement System：ｶﾘﾌｫﾙﾆｱ州教職員退職年金）の合弁企業である DP Industrial社が所有するｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産を取得すると発表しました｡取得総額は､取引ｺｽﾄも含め､約18億5千万ﾄﾞﾙ（約2,220億円）となっています｡

この度の取得には､ﾈﾊﾞﾀﾞ州ﾚﾉ（Reno）とﾗｽﾍﾞｶﾞｽ（Las Vegas）､ﾍﾟﾝｼﾙﾊﾞﾆｱ州東部（Eastern Pennsylvania）､ｲﾘﾉｲ州ｼｶｺﾞ（Chicago）､南ｶﾘﾌｫﾙﾆｱに位置するﾃｼﾞｮﾝ･ﾗﾝﾁ（Tejon Ranch）に所在する合計 2,470万平方ﾌｨｰﾄ(約230万平方ﾒｰﾄﾙ)の物流施設ｽﾍﾟｰｽから成る114棟の不動産が含まれています｡なお､その内の120万平方ﾌｨｰﾄ（約111,500平方ﾒｰﾄﾙ）は､現在､建設が進められています｡また､取得した不動産には､将来930万平方ﾌｨｰﾄ（約864,000平方ﾒｰﾄﾙ）の物流施設ｽﾍﾟｰｽの新規開発が可能な518ｴｰｶｰ（約210ﾍｸﾀｰﾙ）の開発用地も含まれています｡

稼働中の施設の約49ﾊﾟｰｾﾝﾄは､ｶﾘﾌｫﾙﾆｱやﾗｽﾍﾞｶﾞｽ､太平洋岸北西部の消費地への物流ﾊﾌﾞとして成長著しいﾚﾉに位置しています｡また､当取引に含まれている開発用地の約64ﾊﾟｰｾﾝﾄは､主要な物流集積地であるｸﾞﾚｰﾀｰｼｶｺﾞとﾍﾟﾝｼﾙﾊﾞﾆｱ東部に所在し､200ｴｰｶｰ以上の用地が､Union Pacific railway company社に運営されるｼｶｺﾞ郊外の共同一貫輸送（ｲﾝﾀｰﾓｰﾀﾞﾙ）施設のそばに所在しています｡なお､DP社は､民間のｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産開発会社として事業を継続し､同社の本社もﾈﾊﾞﾀﾞ州ﾚﾉに留まる予定となっています｡

これらｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ不動産は､今回新しく組成された総額18億米ﾄﾞﾙ(2,160億円)の｢ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽﾉｰｽｱﾒﾘｶﾝﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰﾌｧﾝﾄﾞ?｣によって購入されます｡Lehman Brothers社の関連会社が､当取引のｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰを務め､また､当ﾌｧﾝﾄﾞへの借入れやｴｸｲﾃｨ･ﾌｧｲﾅﾝｽを提供しました｡ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽは､この度の取引で取得した土地の全所有権を保有すると同時に当ﾌｧﾝﾄﾞの持分20％を所有します｡

ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽは､この度の取引によって､米国内物流において重要な5地域にその物流施設ﾈｯﾄﾜｰｸを拡大することになり､より多くの企業の物流施設ﾆｰｽﾞに応えることが可能になります｡なお､今回､取得した物流施設は､平均築8年の高品質な施設であり､現在の入居率は平均で90.5ﾊﾟｰｾﾝﾄに達する｡また､それらの入居企業の50ﾊﾟｰｾﾝﾄ以上がﾌﾟﾛﾛｼﾞｽの既存顧客､40ﾊﾟｰｾﾝﾄが大手企業でありﾌﾟﾛﾛｼﾞｽにとって新規顧客となります｡

※ 本資料は､2007年7月12日､ﾌﾟﾛﾛｼﾞｽが米国にて発表した英文ﾌﾟﾚｽﾘﾘｰｽの抄訳です｡（1米ﾄﾞﾙ=120円で換算しています｡）

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