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■DHL/日本初の3PLによる治験薬のロジスティクスハブを開設
DHL、日本初の3PLによる治験薬のロジスティクスハブを開設

世界最大規模の総合ロジスティクスプロバイダーであるディー・エイチ・エル(以下DHL)の日本におけるサプライチェーンサービス提供部門である、DHLサプライチェーン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:ドナルド マクガーヴァ)は、世界有数の製薬企業からの業務を受託し、治験薬のロジスティクスハブを東京都品川区八潮に開設しました。

今年5月からサービスを開始しているこの治験薬のロジスティクスハブは、サードパーティロジスティクス(3PL)プロバイダーが開設した日本初の施設となります。日本でビジネスを展開している製薬企業においては、治験薬のサプライチェーンに関してより高い品質、可視性、効率性が求められており、DHLは、世界の製薬業界についての専門知識、グローバルな流通ネットワーク、通関業務の専門知識、日本市場を熟知した物流ノウハウとITソリューションを用いて、日本で治験を行っている製薬企業の物流ニーズに応えた、ハブオペレーション事業の拡大を目指します。

DHLサプライチェーンは、この物流ハブで製薬企業に、倉庫管理や輸送など治験薬のサプライチェーンソリューションを提供し、貨物追跡機能の合理化、高品質の業務管理、また製薬業界の医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP)、適正製造規範(GMP)、適正流通規範(GDP)に基づく基準・手順に厳格に則った業務工程の効率性を高めます。当施設では、2つの温度帯(2-8℃および15-25℃)で治験薬を管理しており、温度許容度を厳守しているほか、自動警報機やバックアップ手順、設備の厳格な管理を行っています。また、顧客に合わせたコールドチェーン梱包も提供しており、薬剤を治験医師へ輸送する間、厳格な温度管理を行っています。

DHLサプライチェーンのビジネスディベロップメント担当ヴァイス・プレジデントであるディビット フレンツェルは次のように述べています。「DHLサプライチェーン株式会社は、日本初となる治験薬事業を順調に開始できたこと、また現在、2社目のお客様へサービスを開始する段階にあることに満足しています。当社では治験薬のロジスティクスに対するニーズが拡大していると見込んでいます。治験薬のロジスティクスにおける効率性を大幅に高めることには自信を持っており、今後も日本で事業展開するグローバル企業のお客様にベストプラクティスと日本市場に合わせたソリューションを提供していきます。」

DHLエクセルサプライチェーンは、ドイツポストワールドネット(DPWN)グループのコントラクトロジスティクス部門のブランドであり、日本ではDHLサプライチェーン株式会社として経営を行っています。ベンダー主導型在庫管理(VMI)やサービスパーツ物流を含む倉庫管理、国内配送、代替品物流(RMA)、包装設計、廃棄・リサイクルまで、最先端のITとプロジェクト管理技術を用いてあらゆる物流ニーズに幅広く対応しており、在庫の圧縮やリードタイムの短縮等、日本のお客様の利益と顧客サービスの質の向上に貢献しています。
 
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