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| ■デンソーウェーブ/2次元コードの読み取りに対応した3タイプのスキャナを発売 |
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ダイレクトマーキングされた2次元コードの読み取りに対応した3タイプのスキャナを発売 株式会社デンソーウェーブ(本社:東京都港区、社長:上石和信)は、各種素材にダイレクトマーキングされた2次元コードの読み取りに対応したハンディスキャナ「GT15Q」、ハンディターミナル「BHT-554QW」、固定式スキャナ「QD25」を発売します。メーカ希望小売価格は、3機種共にオープンで、3機種合計で、年間5,000台を販売する計画です。販売開始は、ハンディスキャナ(GT15Q)と固定式スキャナ(QD25)は、2007年8月1日、ハンディターミナル(BHT-554QW)は、2007年10月1日です。 2次元コードを、レーザマーカやドットピン等を用いて、製品や部品に直接印字する技術をダイレクトマーキングといいます。このダイレクトマーキングは、紙に2次元コードを印字するより、省スペースで印字ができること、紙が不要で安価に運用ができることから、自動車業界、電気・電子業界、航空業界を初めとする様々な分野でトレーサビリティ、生産管理用途として、活用が拡がっています。 当社は、このダイレクトマーキングされた2次元コードを、工場における自動化ライン、組み立て工程、入出荷工程まであらゆるシーンで活用できるよう、用途に応じた3機種の製品を発売します。 1.ハンディスキャナ:GT15Q(主に組み立て工程向け) ホストPC等と接続可能なハンディスキャナGT15Qは主に組み立て工程での使用に適しています。 GT15Qは、耐2m落下、保護構造IP54注1 を実現した堅牢性ボディに、読み取り完了を振動で知らせるバイブレータや読み取りエリアをレーザ光で明示するエリアガイドマーカ等を搭載し、優れた操作性を実現しました。 2.ハンディターミナル:BHT-554QW(主に入出荷工程向け) 携帯が可能なハンディターミナルタイプのBHT-554QWは主に入出荷工程での使用に適しています。BHT-554QWは、クラス最小・最軽量を実現したスタイリッシュなボディに、QVGAカラー液晶やIEEE802.11b/g注2 に対応した無線LAN等の先進機能を搭載しました。 3.固定式スキャナ:QD25(主に自動化ライン向け) 自動化ラインへの組み込みに適したQD25は、読み取り条件を自動的に検出するオートティーチング機能や、読み取り条件を複数保存し、自動的に切り替えを行いながら読み取るデコードローテーション機能、読み取ったデータとあらかじめQD25に保存したデータを照合するデータ照合機能等、現場で求められる機能を多数搭載しました。 また、これらの製品には、2次元コード「QRコード」の開発メーカとして長年培ったCCDセンサを用いた読み取り技術をベースに、部品に直接印字することで発生する、背景ノイズや低コントラスト等の状態の悪いコードを読み取り可能な画像処理アルゴリズムを新たに搭載し、確実な読み取りを実現しています。 なお、「GT15Q」「BHT-554QW」「QD25」は6月13日〜16日 東京ビッグサイトにて開催される「2007 自動車部品生産システム展」、弊社ブースに出品予定です。 ≪用語解説≫ 注1:[IP54]防塵防水の尺度を示すグローバルスタンダード。国際電気標準委員の定める防塵性・防水性規格IEC529の中で用いられている保護等級。IP54とはJIS規格の防沫型相当。 注2:[IEEE802.11b/g]米国電気電子学会が制定した2.4GHz帯を使用する無線LANの規格。 <GT15Qの主な特長> 1.優れた読み取り性能 前処理機能を搭載することにより、基板や樹脂などにダイレクトマーキングされた2次元コードを安定して読み取ることが可能です。 また、ワークからスキャナを75mm程度離して読み取ることができるので、静電気等の影響を避けたい部品等に触れずに読み取ることが可能です。 2.堅牢ボディ 業界最高レベルの2mからコンクリート上への落下耐久、及び、保護構造は、IP54を実現しました。 3.バイブレータを装備 読み取り完了を振動で知らせるバイブレータを装備しているので、騒音下でも、確実に読み取り確認を行うことができます。 4.読み取りエリアを明示する、エリアガイドマーカを搭載 読み取りエリアをレーザ光で明示する「エリアガイドマーカ」を搭載しているので、読み取り作業性が向上します。 5.導入が簡単な設定ソフト 専用設定ソフト(無償)で一括設定用QRコードを出力し、GT15Qで読み取れば一発設定が可能なので、導入時の手間を低減できます。 <BHT-554QWの主な特徴> 1.優れた読み取り性能 前処理機能を搭載することにより、基板や樹脂などにダイレクトマーキングされた2次元コードを安定して読み取ることが可能です。 また、ワークからスキャナを95mm程度離してよみとることができるので、静電気等の影響をさけたい部品等に触れずに読み取ることが可能です。 2.操作しやすいコンパクトボディ 長時間運用も可能なクラス最小・最軽量ボディ、かつ、従来のイメージを一新するスタイリッシュなデザインを実現しました。 3.多彩な文字表示ができるQVGA(240×320ドット)カラー液晶を採用 カラー表示、反転、太字、倍角など多彩な表示が可能です。保存された商品画像をカラーで表示することにより、検品業務やピッキング作業など画像での現品確認が可能になります。 4.充実の通信機能を搭載 世界標準IEEE802.11b/gに準拠したSS無線通信モジュール搭載しているので、既存の無線LANインフラに接続が可能で、WPA/WPA2 −セキュリティ規格IEEE802.1x注3 (EAP-TLS、PEAP)及び暗号化(TKIP,AES)−に対応し、セキュアな無線通信環境をご提供します。光通信インターフェイスも備えておりRS-232C、USB、10BASE-Tの3タイプの専用通信ユニットにより、上位機と高速にデータの送受信を行うことができます。 5.高い堅牢性 実運用に即した1.2mからコンクリート上への落下耐久及び保護構造はIP54を実現しました。 <QD25の主な特徴> 1.優れた読み取り性能 膨張・収縮等の前処理機能を搭載しているので、基板、樹脂、金属等にダイレクトマーキングされた2次元コードを確実に読み取ることが可能です。 2.簡単設定 コードの印字状態を判別して読み取り条件を自動的に決定する「オートティーチング」機能を搭載しているので、わずらわしい読み取り条件の算出を簡単に行うことが可能です。 また、その他の設定も、専用の設定ソフト(無償)でパソコンから簡単に行うことができるので、導入の手間を大幅に削減することが可能です。 3.デコードローテーション機能 読み取り条件を4種類登録可能で、かつ、この条件を自動的に切り替えながら読み取ることができるので、複数の種類のワークが混在するラインや印字品質がばらつくラインにも対応します。 4.データ照合機能を搭載 QD25にあらかじめ設定しておいたマスターデータと、QD25で読み取ったデータを照合し、一致・不一致を判定する機能を搭載しているので、従来は、上位機器(パソコン等)や専用の照合機を用いて行っていた異品チェック等の作業を、QD25だけで実現することができ、大幅なコスト削減が可能です。 ≪用語解説≫ 注3:[IEEE802.1x]ネットワーク内でユーザ認証を行うための方式を定めた規格。EAP認証という認証方式を採用し、「ユーザID・パスワード」による認証や電子証明書による認証など、さまざまな認証方式に対応している。認証を行う際には、RADIUS認証サーバが必要。 |
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