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■中央倉庫/グループ新中期経営計画「PROGRESS−CS80」を策定
中央倉庫グループ新中期経営計画「PROGRESS−CS80」の策定について

 当社グループは、このたび2007 年度から2009 年度までの新中期経営計画「PROGRESSCS80」を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。
 株式会社中央倉庫(以下、中央倉庫)は、昭和2 年(1927 年)に創立以来、事業の安定的な経営基盤を拡充することにより、株主と顧客および従業員並びに地域の皆様の満足度を高めていくことを目標とし、本年をもちまして80 周年を迎えるに至りました。
 中央倉庫グループは2004 年度から80 周年に向けた基盤構築の準備期間として事業整備を行うことを主眼に置き、中期経営計画「CHALLENGE-CS80」を推進してきました。主たる諸施策について概ね達成をすることが出来たものの今後の課題もあり、今般、新たに80 周年を大きな飛躍の年と位置づけ、新中期経営計画「PROGRESS−CS80」を策定しました。



1.企業理念
キーワード 【誠実・進歩・挑戦】
 当社グループは「お客様に“誠実”を第一として常に満足のいただけるサービスを追及し、総合物流コーディネーターとして時代と共に“進歩”し、物流業界のリーディング・カンパニーとして“挑戦”し続ける」企業を目指します。
 新中期経営計画においては、「グリーン経営」による環境にやさしい物流の実現に積極的に取組むとともに、スピーディーでシームレスな国内・国際一体となった合理的、効率的な物流の実現に向けた努力を行い、また、内部統制を強化しセキュリティーの高度化を含めた安全・安心を支える品質の提供に注力します。さらに、事業の性格を踏まえた財務体質の強化と内部留保の充実を考慮しつつ戦略的投資にも取組みます。

2.グループ経営中長期ビジョン
 当社グループは、80 周年を契機に新たにコーポレートスローガン「未来を預かる、未来を運ぶ」を制定するとともに、グループ経営中長期ビジョンを策定しました。新中期経営計画「PROGRESS−CS80」を、グループ経営中長期ビジョンを目指す道程として着実に推進し、コーポレートスローガンに相応しい会社作りに取組みます。
(1)コーポレートスローガンの制定
 当社グループは昭和2 年(1927 年)10 月創立以来、倉庫業を中心とする総合物流を経済活動に不可欠な公共性の高い事業であると認識し、事業を通じて顧客のため、また社会と経済の持続的な発展に貢献することを経営の基本方針としております。80 年の歴史と伝統と経験を踏まえつつ、常に環境変化に即応し新たなイノベーションへの取組みに積極果敢に挑戦し、今後も企業として担うべき社会的責任を積極的に果たします。
 新たに制定したコーポレートスローガン「未来を預かる、未来を運ぶ」は、上記の趣旨を踏まえ次のようなコンセプトを持つものです。
< 当社は、物流事業の『預かる、運ぶ』という基本を企業理念である[誠実]に遂行し、未来に向けた[進歩] [挑戦]をお客様と共に歩むことを目指しています。 >

(2)グループ経営中長期ビジョン
■ 企業の物流効率化、コスト削減等のソリューションを提案できる総合物流会社。
■ 陸海空機能と物流センター機能を備えたサービス提供力のある総合物流会社。
■ 収益力、健全な財務バランスと高度な品質に支えられた信頼感のある企業。
■ 環境経営、内部統制などCSR を果たせる企業。
■ 未来志向で創造力のある人材育成ができる企業

3.計画期間と連結業績目標
 新中期経営計画「PROGRESS−CS80」は、2007 年度(平成19 年度)から2009 年度(平成21 年度)の期間の3 ヵ年計画とし、2009 年度(2010 年3 月期)における次の数値を目標とします。
■ 連結営業収益 270億円 (235億円)
■ 連結営業利益 23億円 ( 18億円)
■ 連結経常利益 24億円 ( 19億円)
( )書きは2007 年3 月期の実績数値

4.経営戦略
 当社グループは、80 周年を大きな飛躍の年の始まりと位置づけ、中長期的な視点に基づいた経営への取組みによりお客様の新たな価値創造を物流面からサポートするとともに、企業価値の向上ひいては株主共同の利益の向上を確保していきます。また、「お客様本位」「品質本位」に基づいた提案型企業への転換を図っていきます。一方、環境変化に迅速に対応するため、“攻めの姿勢”と“スピード感”を持って、これまでの成果を生かしつつも、従来の延長線上ではない飛躍的な成長に向けた取組みを推進していきます。

<主たる取組み>
■ 顧客基盤の拡大、高付加価値化の促進、設備投資の積極的取組み、業務の効率化等による収益基盤の強化
■ 品質の向上、新規サービス開発等の顧客サービス力の充実
■ 陸・海・空貨物取扱い機能を備えた総合物流事業への展開に向けた取組みの強化
■ 内部統制等の社内体制の整備による信用力の強化と、未来志向の人材育成

5.経営戦略への具体的取組み
(1) 事業基盤の拡充等による収益力の強化
 ソリューションある提案型営業体制を強化し、新規顧客の獲得および既存顧客の満足度を高め事業基盤の拡充を行うとともに、業務の効率性を追求し収益力の強化を図る。
? 倉庫部門
 物流センター機能の取組み拡大、在庫管理強化による品質向上への取組みと効率化の推進
? 運輸部門
 地域特性に密着した輸配送への質的転換の促進と確実、安心なサービス提供力の強化
? 国際貨物部門
 国際一貫物流体制の強化と最適化提案営業の積極的推進
? トランクルームサービス部門
 ISO27001認証取扱店の拡大による品質強化と顧客基盤拡大への積極的な取組み推進
(2)設備投資への取組み推進
[主な物流施設の拡充計画] 総額約60億円
(用地取得)
・関西・関東地区で約26,000?の土地取得
(倉庫建築)
・関西・北陸・関東地区で約23,000?の増床

(3)品質向上・サービス開発力の充実
・グリーン経営、ISO27001認証取得店の拡大と安全管理に係る諸施策の遂行
・営業開発体制の見直しによるリサーチ・アンド・ディベロップメント力の強化

(4)総合物流事業への展開に向けた積極的な取組み
・ 安田倉庫株式会社グループとの連携の一層の強化
・ 業務提携、資本提携、M&A 等による戦略的アライアンス案件への取組み強化

(5)内部統制強化と人材育成への取組み
・コンプライアンスのさらなる徹底とリスクマネジメントの高度化等を軸とした内部統制
基盤強化の確固たる推進
・人事制度の見直し、人材育成プログラムの再開発等による未来志向で創造力豊かな人材育成策の推進
(6)株主共同利益の確保
・配当性向40%程度の利益還元の継続
・時機を捉えた自己株式取得の実施
・「当社株式大量取得行為に関する対応策」の継続

以上
 
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