【名港海運】飛島地区に物流センター|通販物流代行・物流コンサルティング・社員教育のイー・ロジット

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【名港海運】飛島地区に物流センター

 名港海運は、名古屋港最大の物流拠点である飛島地区に、物流センターを新設すると発表した。
 用地取得に際して、サプライチェーンマネジメント(SCM)やサードパーティロジスティクス(3PL)といった「顧客からの高度な物流ニーズに対応する最適化システムを実現できる事業提案が、名古屋港管理組合より認められ」(同社)、事業用地の取得が可能になったという。
 新センターは輸送、保管、流通加工を担う総合物流センターとして機能させる方針。輸入貨物は、検品・包装・ラベル貼りなどの流通加工業務を行い、輸出貨物も、東海地区とその背後地から出荷される基地として、付加価値機能を整え、貨物増に対応する。
 また、中部国際空港島内にある同社の航空貨物施設との有機的な連携を視野に、海・陸・空一体となる、コンテナ物流の仕組み構築を目指す。
 環境面では、太陽光発電設備を採用し、消費電力、CO2排出量の削減を推進する。
 敷地面積は3万2249平方メートルで、鉄骨造5階建倉庫を1棟(4万5000平方メートル)と、鉄骨造2階建事務所、雨天荷捌場(7938平方メートル)で構成する。
 主要設備は垂直搬送機6基、貨物用昇降機3基、太陽光発電(100キロワット)など。
 投資総額は66億円で、07年4月の竣工を予定している。