遠州ﾄﾗｯｸ／経常利益は前年比３６･４％増（2021年3月期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ 遠州ﾄﾗｯｸ／経常利益は前年比３６･４％増（2021年3月期決算短信〔日本基準〕（連結））

2021年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）単位･百万円　　
　　　　　　　営業収益　　営業利益　　経常利益　　当期純利益
2021年3月期 39,540 16.3 　3,138 33.8 　3,184 36.4 　2,261 42.4
2020年3月期 34,001 19.7 　2,345 46.8 　2,335 48.9 　1,587 60.4
（注）包括利益 2021年3月期　　2,360百万円（53.6％） 2020年3月期　　1,536百万円（60.5％）
（略）
(1）当期の経営成績の概況
新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症の拡大により､2020年４月に１度目の緊急事態宣言が全国を対象に発令され､わが国の経済活動にも甚大な影響を及ぼしましたが､同年５月の緊急事態宣言解除後は､緩やかな回復傾向となりました｡しかし､同年11月以降再び感染者が増加し､2021年１月に２度目の緊急事態宣言が11都道府県で発令され､経済･社会活動が鈍化しました｡同年３月に緊急事態宣言は再び解除されましたが､先行きは依然不透明な状況にあります｡物流業界におきましても､巣ごもり需要の拡大を背景に宅配便は好調ですが､国内貨物輸送全体では回復基調にはあるものの､低調な動きが続いています｡このような状況の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおきましては､感染症予防を徹底するとともに営業活動を推進した結果､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ通販向けの物流拠点間輸送が増加したこと､食品､家電品､日用品･衛生用品等の商業系貨物の取扱いが高水準で推移したこと等から､当連結会計年度の営業収益（売上高）は395億40百万円（前期比16.3％増）となりました｡利益面におきましては､輸送事業の拡大に加え､軽油価格が低水準に推移したため､営業利益は31億38百万円（前期比33.8％増）､経常利益は31億84百万円（前期比36.4％増）､親会社株主に帰属する当期純利益は､22億61百万円（前期比42.4％増）となりました｡
部門別の営業収益の状況は次のとおりであります｡
物流事業の営業収益は393億52百万円（前期比16.4％増）となりました｡その内訳は､輸送部門が302億59百万円（前期比20.4％増）､倉庫部門が90億92百万円（前期比4.8％増）となりました｡
その他（不動産事業等）は１億87百万円（前期比7.0％減）となりました｡
（略）