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■日本郵船/「Ship Recycling Transparency Initiative」に邦船社として初めて参加


「Ship Recycling Transparency Initiative」に邦船社として初めて参加




2021年05月11日


積極的な情報開示でシップリサイクルの透明性を向上

2021年5月11日、当社はSustainable Shipping Initiative(注1)が主宰するシップリサイクルの透明性を高める情報開示プラットフォーム「Ship Recycling Transparency Initiative」(以下、「SRTI」)に邦船社として初めて参加しました。SRTIは、世界各国の船社、荷主、投資機関等が参加する情報開示プラットフォームです。SRTIは、参加する船社が自主的に自社の船舶解体のポリシーや実施状況をSRTIのウェブサイト上で開示することで、船舶解体プロセスの透明性を向上させ、荷主、銀行、投資機関、保険会社等のステークホルダーに適切な情報提供を行うことを目指しています。当社は邦船社として初の参加企業になります。船舶には良質な鉄が大量に含まれており、再生資源として適切にリサイクルすることが循環経済実現のために重要です。一方で、船舶が解体される際の労働災害や環境汚染の最小化が課題とされてきました。2009年にIMOにおいて適切な船舶解体の基準を示したシップリサイクル条約が採択され、発効に向けた各国の批准が進んでいます。当社は条約締結に先立ち2008年には条約最終案を取り込んだリサイクルポリシー(注2)を制定し、条約の早期発効を後押ししてきました。当社は、このたびのSRTIへの参加を通じてさらに船舶解体プロセスの透明性を高め、当社グループ所有船が安全かつ適正にリサイクルされるよう、社会的責任を果たしていきます。同時に、外航海運業界における安全・環境・人権に配慮する責任ある船舶リサイクルを促進し、より健全なサプライチェーンの構築をめざします。当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」を2021年2月3日に発表しました。「持続可能な社会・環境」の実現を掲げており、SRTIへの参加による船舶解体の透明性向上の取り組みもその一環です。当社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。




























詳細情報は以下のリンク先をご覧ください。


Ship Recycling Transparency Initiativeのプレスリリース


(注1)Sustainable Shipping Initiative持続可能な海事産業への貢献を目指し、業界横断的な活動を行う国際的な非営利団体。船会社、港、造船所、機器メーカー、銀行、機関投資家、船級など、海事産業全体のバリューチェンにかかわる多企業・団体が加盟している。


ウェブサイト


(注2)NYKのシップリサイクルポリシー


安全かつ環境に優しいシップリサイクルのための取り組み



関連リンク



NYKグループESGストーリー





 
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