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■ダイフク/ワイヤレス充電システム「D-PAD」の新型モデルを発売、消費電力の多い AGV(無人搬送車)などの稼働率向上に貢献
ワイヤレス充電システム「D-PAD」の新型モデルを発売
最大 100A で急速充電を実現、消費電力の多い AGV(無人搬送車)などの稼働率向上に貢献

株式会社ダイフク(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:下代 博)は、最大 100A での急速 充電を可能にしたワイヤレス充電システム「D-PAD」の新型モデルを 2021 年 4 月 20 日より発売し ます。現在、物流センターや工場で導入が進んでいるロボットアーム付き AGV や重量物搬送用 AGV など、消費電力の多いシステムでの作業中充電(オポチュニティ充電)を実現。AGV の稼働率を高 め 24 時間運用に貢献します。 昨今、物流センターや工場などで自律走行ロボットの導入が進んでおり、充電ケーブルの接続や バッテリー交換といった人手作業の効率化とともに、摩耗やスパークの発生を抑えるワイヤレス充 電の利用が広がっています。中でも、ロボットアーム付きの AGV「モバイルマニピュレータ」は、 AGV とロボットの両方で電力を使用することから消費電力量が多く、頻繁に充電ステーションに戻 って充電を行う運用は非効率でした。そのため、移載やピッキング作業のために停止した時に充電 を行うオポチュニティ充電のニーズが高まっています。ワイヤレス充電では、作業中に車体が振動 している状態でも安定した充電が行えます。 新型モデルは、充電電流を 100A にアップすることで活用範囲が広がり、これまでワイヤレス充電 が実現できなかった使用電力の多いシステムにも対応できるようになりました。また、電圧は 24V と 48V に対応しており、どちらの電圧に設定しても 100A で急速充電を行えます。 脱炭素社会の実現に向けて、電動化装置へ移行する動きが進んでおり、ワイヤレス充電の需要が 拡大しています。ダイフクは、新製品の開発やシステム構築を通じて、持続可能な社会の実現に貢 献してまいります。
■主な特長
1.最大 100A での急速充電が可能(従来モデル 65A の約 1.5 倍)
2.送受電パッドの独自のコイル形状により、産業機器向けでは最大級の伝送範囲を実現 (許容伝送距離 10〜60mm、許容位置ズレ 40mm)
3.伝送周波数が 10kHz 未満のため、電波法による申請手続きは不要
■販売価格 オープン価格
 
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