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■国土交通省/令和2年度シベリア鉄道による日欧間貨物輸送パイロット事業の結果を公表



令和2年度シベリア鉄道による日欧間貨物輸送パイロット事業の結果



令和3年3月30日
国土交通省では、現在、ロシア運輸省及びロシア鉄道と協力し、海上輸送、航空輸送に続く第3の輸送手段の選択肢として、シベリア鉄道の利用促進に取り組んでいます。令和2年度は、シベリア鉄道を用いたブロックトレイン(1編成借上げ列車)での日本-欧州間の貨物輸送パイロット事業を実施し、今般、その検証結果を取りまとめました。<背景・経緯>[1]国土交通省では、シベリア鉄道の利便性向上を通じて、海上輸送、航空輸送に並ぶ、第3の輸送手段の選択肢となるよう、ロシア鉄道と協力し、シベリア鉄道の利用促進に向けた取組を実施しているところです。[2]平成30年度には日本-モスクワ間、令和元年度には日本-欧州間で、主にコンテナ1本での貨物輸送パイロット事業を実施しました。[3]さらに令和2年度は、利用検討の上で大きな課題となっている輸送コスト面の課題解決策として、割引運賃が適用されるブロックトレイン(1編成借上げ列車)での日本-欧州間の貨物輸送パイロット事業を実施し、その検証結果を取りまとめました。<検証結果(概要)>・パイロット事業で確認された検証結果(概要)は以下の通り。[1]コストについては、ブロックトレインによる鉄道料金の低減効果はあったものの、通常の海上輸送比で平均約2.3倍程度と、やや割高。[2]リードタイムについては、概ね海上輸送比で約半分のリードタイムを実現。(15案件中6案件では、海上輸送比で半分以下のリードタイムを実現)[3]手続きについては、通常よりも早期に貨物情報の提示を求められる等の課題があった。[4]輸送品質については、概ね良好。[5]その他、ポーランド以西の欧州地域における貨物の位置情報の確認が困難等の課題があった。・以上の結果を踏まえ、パイロット事業参加社からは、コロナ禍により日欧間物流が不安定化している中で、第3の選択肢としてシベリア鉄道の利用検討の余地があるとの声があった。





添付資料


報道発表資料(PDF形式)
別紙1(PDF形式)
 
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