日本郵便／宅配分野における複数台の配送ﾛﾎﾞｯﾄによる屋内配送試行｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■日本郵便／宅配分野における複数台の配送ﾛﾎﾞｯﾄによる屋内配送試行

日本初！宅配分野における複数台の配送ﾛﾎﾞｯﾄによる屋内配送試行

日本郵便株式会社（東京都千代田区､代表取締役社長衣川和秀／以下｢日本郵便｣）は､配送効率をさらに高めることを目的として､ｵｰﾄﾛｯｸｼｽﾃﾑ付きﾏﾝｼｮﾝなどの｢屋内｣でのﾗｽﾄﾜﾝﾏｲﾙ（注 1）配送での配送ﾛﾎﾞｯﾄ（注 2）の可能性を検証する､日本初の試行を実施します｡これは､複数台の配送ﾛﾎﾞｯﾄとｴﾚﾍﾞｰﾀｰおよび運行管理ｼｽﾃﾑを連携させて､ｵｰﾄﾛｯｸｼｽﾃﾑ付きﾏﾝｼｮﾝ内での荷物配送を行います｡2020 年 9 月末から同年 11 月まで実施した､日本で初めてとなる公道での輸配送実証実験に続く取り組みです｡なお､国立研究開発法人新ｴﾈﾙｷﾞｰ･産業技術総合開発機構（以下｢NEDO｣)による｢自動走行ﾛﾎﾞｯﾄを活用した新たな配送ｻｰﾋﾞｽ実現に向けた技術開発事業｣の補助を受けて行うものです｡日本郵便は､今後も新しい技術と物流の融合を図る取り組みを進めてまいります｡

（注1）物流分野における配送拠点からお客さまの手元に荷物が届くまでの区間
（注2）周辺状況を認識し､自律的に目的地に移動する配送用ﾛﾎﾞｯﾄ
■概要
･期間：2021 年 2 月下旬～同年 3 月下旬（予定）
･場所：千葉県内に所在するﾏﾝｼｮﾝ
･試行概要：複数台の配送ﾛﾎﾞｯﾄによる､ｵｰﾄﾛｯｸｼｽﾃﾑ付きﾏﾝｼｮﾝ内での配送試行を行うとともに､複数台の配送ﾛﾎﾞｯﾄの運行管理に必要となるｼｽﾃﾑの実証を行うことで､ﾗｽﾄﾜﾝﾏｲﾙ配送における配送ﾛﾎﾞｯﾄの可能性を検証し､省人化配送の実現を推進するもの
･実施協力：株式会社日立製作所（運行管理ｼｽﾃﾑの試作および運行の実施）
株式会社日立ﾋﾞﾙｼｽﾃﾑ（配送ﾛﾎﾞｯﾄのｴﾚﾍﾞｰﾀｰ連携対応）ｱｽﾗﾃｯｸ株式会社（配送ﾛﾎﾞｯﾄ（RICE）の提供および運行の実施）