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■MUJIN/カインズの物流センターで高積み対応の混載デパレタイズロボットを稼働

株式会社カインズにて積載高さ2.3メートルの荷下ろしを自動化〜高積み対応の混載デパレタイズロボットを稼働〜


株式会社MUJIN(代表取締役CEO:滝野一征、以下MUJIN)は、オークラ輸送機株式会社(代表取締役社長:大庫良一)とともに、株式会社カインズ(代表取締役社長:高家正行)の物流センターにて、高積み対応のマスターレス混載デパレタイズロボットを稼働させました。


株式会社カインズは、全国に225店舗(2020年12月末現在)を展開し、国内でもトップクラスの売上規模を誇るホームセンターチェーンの経営を行っている企業です。
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高さ2.3メートルの高負荷荷下ろしを自動化
高さ2.3メートルまで積まれた、高積みのケース品の荷下ろしの自動化をデパレタイズロボットで実現いたしました。
トラック輸送時の積載効率を上げるためには、高く積載し、運搬することが有効です。一方、高積みの荷物の積み下ろしは、人手で実施する場合には、高難易度・高負荷な作業となるため、本作業のロボットによる自動化に踏み切りました。
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高積みの荷下ろしを実現した技術
高積みの荷下ろしの自動化実現には、MUJINの以下2つの技術が寄与しています。
1.超広範囲視野の3D認識技術
ロボットは、上部に配置された3Dビジョンから積荷の状態を認識し、その情報を元に積み下ろしを行います。高積みの場合には、高所に3Dビジョンを設置する必要があり、最下部の荷物を認識するためには、3Dビジョンから離れた深い部分まで認識を行う必要が出てきます。
今回MUJIN3Dビジョンの高機能化により、高さ2.3メートルの積荷の認識が可能となりました。
2.ロボット可動域を最大限利用する動作制御技術
高積みの場合、その分ロボットの動作範囲が広くなります。一方、動作範囲に合わせて大型のロボットを導入すると、貴重な入荷バーススペースを広く占領してしまいます。
MUJINの高性能なロボット制御技術により、可動域いっぱいまでロボットを適切に動作させ、より小型なロボットを選定しつつ、対応範囲をカバーすることに成功いたしました。
本デパレタイズロボットソリューションの特徴
・高積み対応:積み高2.3メートルまでの、高積み荷下ろしを実行・マスターレス:事前のケース登録を必要とせず、混載状態のパレットからの荷下ろしを実行・最高速度調整:ワークのサイズ・重さを自動判別し、最適な速度で安定的な荷下ろしを実行・高難易度ケース対応:一般的に認識が難しいとされている無地かつ透明テープが貼られたケース品も対応

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MUJINデパレタイズロボットについて
本プロジェクトは、多くの稼働実績を持つMUJINデパレタイズロボットを用いて、実現されました。デパレタイズロボットの詳細は以下をご参照ください。https://www.mujin.co.jp/solution/distribution/depalletize/
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【会社概要】会社名:株式会社MUJIN(Mujin, Inc.)設立:2011年7月代表取締役CEO:滝野一征事業内容:産業用知能ロボットコントローラの開発・販売、知能ロボットソリューションの提供URL:https://mujin.co.jp/
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