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■ヤマタネ /経常利益は前年比4・1%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円  
            売上高    営業利益   経常利益  当期純利益
2021年3月期第3四半期 37,402 △9.1  2,413 △8.2   2,328 △4.1  1,509 △3.7
2020年3月期第3四半期 41,135 1.4   2,628 △39.9  2,427 △42.6  1,568 △34.9
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 1,833百万円(△29.6%) 2020年3月期第3四半期 2,603百万円( △17.1%)
(略)
(1)経営成績に関する説明
@当第3四半期連結累計期間の概況
当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウイルスの世界的流行による影響を引き続 き大きく受けております。物流部門では一部に回復の動きも見られましたが、食品部門での落ち込みもあり、売上 高は374億2百万円(前年同期比9.1%減)となり、営業利益は24億13百万円(同8.2%減)となりました。経常利益 は前年度に計上した不動産開発に伴う資金調達費用の減少もあり23億28百万円(同4.1%減)となりました。親会社 株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益の計上の一方で減損損失の計上もあり、15億9百万円(同3.7 %減)となりました。
Aセグメント別の概況
<物流部門>
物流部門では、新型コロナウイルス流行の影響による国際間の移動制限や国際物流の停滞等により、海外引越や 港運通関等の国際業務は大きな影響を受けておりましたが、一部に制限解除の動きもあり回復傾向となりました。 また、国内業務においても、新型コロナウイルス流行の影響により業務用飲料等の荷動きは引き続き低水準となり ましたが、その他の食品や家電製品等は持ち直し、さらに前年度下期に新設した営業拠点の本格稼働もあり、保管 料・荷役料・運送料は増収となりました。この結果、売上高は167億51百万円(前年同期比1.2%増)となり、営業 利益は18億45百万円(同0.1%増)となりました。
<食品部門>
食品部門では、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施した外食業界での営業自粛や在宅勤務の推進等に より販売が落ち込み、量販・外食向けである精米販売は47千玄米トン(前年同期比13.9%減)となりました。一般 小売店や他卸売業者向けである玄米販売も外食向け業務用米を中心に需要が低迷し、11千玄米トン(同35.5%減) となりました。さらに、需要の減少を受けてコメの取引価格も下落しました。この結果、売上高は170億39百万円 (前年同期比19.0%減)となり、営業利益は2億63百万円(同39.1%減)となりました。
<情報部門>
情報部門では、新型コロナウイルス流行の影響等により、新規開発またはシステム改修案件の先送りや中止が発 生し、棚卸用レンタル機器のユーザーにおいても棚卸の延期や中止が発生したことから、売上高は11億74百万円 (前年同期比9.5%減)となり、営業利益は19百万円の損失(前年同期は33百万円の利益)となりました。
<不動産部門>
不動産部門では、日本橋兜町の大型開発案件「KABUTO ONE」が進行中でありますが、ヤマタネ藤沢ビル及びヤマ タネ五反野ビルが開業したこと等により、売上高は24億36百万円(前年同期比7.7%増)となり、営業利益は9億93 百万円(同1.5%増)となりました。
(略)
 
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