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■商船三井/硬翼帆(こうよくほ)式風力推進装置(ウインドチャレンジャー)搭載石炭船による輸送契約を締結
硬翼帆(こうよくほ)式風力推進装置(ウインドチャレンジャー)搭載石炭船による輸送契約の締結について
〜世界初の「帆」を搭載した石炭船の導入により、環境負荷低減と経済性の両立を目指す〜

株式会社商船三井(代表取締役社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)と東北電力株式会社(取締役社長 社長執行役員:樋口康二郎、本店:宮城県仙台市)は、本日、硬翼帆式風力推進装置(以下「(ウインドチャレンジャー(※)」)を搭載した石炭専用船(以下「本船」)による輸送契約を締結いたしました。

これを受け、2022年の運航開始に向けて、今後、株式会社大島造船所(代表取締役社長:平賀英一、本社:長崎県西海市、以下「大島造船所」)にて、本船の建造を開始することとなります。

本船の導入による温室効果ガス削減効果は、従来の同型船と比較し、日本豪州航路で約5%、日本-北米西岸航路で約8%を見込んでおり、燃料輸送時の温室効果ガスの排出抑制に資するものと考えております。

両社では今後も、航行時の温室効果ガス削減効果などについてさらなる検証を行っていくこととしております。

以上

【ウインドチャレンジャー搭載石炭輸送船の概要】
・運航会社:商船三井
・全長/全幅:約235メートル/約43メートル
・載貨重量トン数:約99,000トン
・建造造船所:大島造船所
・竣工予定:2022年


※伸縮可能な帆(硬翼帆)によって、風力エネルギーを推進力に変換する装置で、本装置を船舶に搭載することにより、航行燃料の削減が可能となるため、環境負荷の低減と経済性の向上に寄与する。
2009年に東京大学が主宰する産学共同研究プロジェクト「ウインドチャレンジャー計画」が前身。2018年1月からは、商船三井と大島造船所が中心となり、産学共同研究を引き継ぐ形で、「ウインドチャレンジャープロジェクト」を発足。2019年10月には、設計に関する基本承認(AIP:Approval in Principle)を取得。(プロジェクトメンバーほか詳細については、2019年10月3日付プレスリリース「ウインドチャレンジャーが設計基本承認を取得〜温室効果ガス削減を狙い「帆」をもつ大型商船実現へ〜」参照)
 
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