ESR／｢ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ｣開発｜物流ﾆｭｰｽ

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■ESR／｢ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ｣開発

｢ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ｣開発
―9 階建てﾏﾙﾁﾃﾅﾝﾄ型､免振構造､物流施設の新たなﾗﾝﾄﾞﾏｰｸｰ

ESR 株式会社（代表取締役:ｽﾁｭｱｰﾄ･ｷﾞﾌﾞｿﾝ､本社:東京都港区虎ﾉ門以下､ESR）は神奈川県川崎市川崎区東扇島に敷地面積 77,725 ㎡（23,512 坪）･延床面積 365,385 ㎡（110,529 坪） 9 階建てﾏﾙﾁﾃﾅﾝﾄ型｢ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ｣の第 1 期を開発することをお知らせいたします｡総投資額約 830 億円､2021 年 3 月着工･2023 年 3 月竣工を予定しています｡
｢ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ｣（以下､東扇島 DC）は ESR でも最大級の延床面積 365,385 ㎡（110,529 坪）を誇り､物流施設として日本最高層ｸﾗｽの 9 階建て､免震構造のﾏﾙﾁﾃﾅﾝﾄ型物流施設です｡東扇島 DC の開発予定地は京浜工業地帯･臨海部に位置し､首都高速湾岸線｢東扇島 IC｣より約 1km と東京都心や首都圏の広域交通網のｱｸｾｽに優れ､川崎港に隣接し､横浜港まで 15km､羽田空港まで 10km､と陸海空の輸送ｲﾝﾌﾗが整備された利便性が非常に高いﾛｹｰｼｮﾝにあります｡また､2021 年度に羽田連絡道路､2023 年に川崎港臨港道路東扇島水江町線が開通予定で､羽田空港､川崎内陸部や首都高横羽線方面へのｱｸｾｽがさらに向上します｡建物は 9 階建ての免震構造で､ﾊｲｽﾍﾟｯｸで物流運営の効率性を重視した設計を計画しております｡上り･下り専用のﾗﾝﾌﾟｳｪｲを結ぶ中央車路･ﾊﾞｰｽ式によって各階にﾜﾝｳｪｲでｱｸｾｽでき､45 ﾌｨｰﾄｺﾝﾃﾅﾄﾚｰﾗｰも各階ﾄﾗｯｸﾊﾞｰｽに乗り入れ可能な仕様といたします｡倉庫部分は各階最大 6 ﾃﾅﾝﾄ･計 48 ﾃﾅﾝﾄへの分割が可能｡最小賃貸区画は約 1,480 坪｡柱ｽﾊﾟﾝは間口 11ｍ×奥行き 11.25ｍと使い勝手を考えたﾜｲﾄﾞｽﾊﾟﾝを実現し､倉庫の有効面積を広く活用することが可能です｡1 階は冷蔵冷凍誘致を見据え､有効高 6.5m､床荷重 2t/㎡とし､2-8 階は有効高 5.5m､床荷重 1.5t/㎡を計画しております｡その他､1 階北側に低床式倉庫､使い勝手の良い車腹幅､大型車･普通車の動線分離､などﾚｲｱｳﾄしやすく安全性も確保したﾌﾟﾗﾝを検討中です｡さらに､特別高圧電力の供給ができるため､冷蔵冷凍､ﾛﾎﾞﾃｨｸｽ､未来を見据えたﾊｲｽﾍﾟｯｸなｼｽﾃﾑ導入など多様なﾆｰｽﾞに応えることができます｡最新のﾃｸﾉﾛｼﾞｰも採用し､ｲﾝﾌﾗとしての物流を進化させる物流施設を実現します｡弊社の基本理念｢HUMAN CENTRIC DESIGN.（人を中心に考えたﾃﾞｻﾞｲﾝ）｣に基づき､ﾜｰｶｰ様の利便性･満足度を第一に考え､五感に響く過去最高ﾚﾍﾞﾙのｱﾒﾆﾃｨ施設･ｻｰﾋﾞｽを実現する予定です｡子育て世代をｻﾎﾟｰﾄする託児所､9 階は屋上駐車場とﾗｳﾝｼﾞ､ｼｮｯﾌﾟに加え､東京湾の最高の眺めを堪能できるﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑなど一大ｱﾒﾆﾃｨ施設の計画を進めております｡ﾜｰｶｰ様がﾘﾗｯｸｽでき季節の移り変わりも楽しめるよう､多種多様な樹木と花を植樹し､ﾗﾝﾄﾞｽｹｰﾌﾟﾃﾞｻﾞｲﾝも取り入れた緑あふれる憩いのｺﾐｭﾆﾃｨ空間も創ります｡また､東扇島 DC と JR 川崎駅を結ぶ送迎ﾊﾞｽも運行予定で､ﾃﾅﾝﾄ様の雇用確保とﾜｰｶｰ様の通勤利便性の向上をｻﾎﾟｰﾄいたします｡稼働した際には約 4,000 人以上の雇用創出を見込んでおり､地域経済にも寄与してまいります｡東扇島 DC は再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰを積極的に活用し､省ｴﾈﾙｷﾞｰで将来を見据えた持続可能な設備計画をしています｡ CASBEE※S ﾗﾝｸ評価基準を満たし､全館 LED照明､ﾄｲﾚ･喫煙室･共用部に人感ｾﾝｻｰを設置し不使用時は消灯するなど環境配慮型照明ｼｽﾃﾑの導入や､屋上には 5MW 規模の自家消費型太陽光発電ｼｽﾃﾑを設置予定です｡ BCP対策については､非常用自家発電設備を設置し､停電時でも一定時間､防災ｾﾝﾀｰ､ﾊﾞｰｽ･事務所の照明､ﾄｲﾚ等が一部使用可能です｡また､免震構造で地震に備え､ﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟで洪水浸水想定 0m､津波想定 0m､高潮想定 0m と沿岸部にありながら安全な立地といえます｡さらに ERS 社内にﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄﾁｰﾑによる危機管理･建物管理･ﾃﾅﾝﾄ様対応の管理体制を整えており､安心･安全な環境を提供いたします｡この度､2016 年に東扇島 DC の計画地を購入して以来 4 年の歳月を経て､2021 年 3 月に第 1 期を着工できる運びとなり､ 12 月 4 日に地鎮祭を執り行いました｡東扇島 DC は ESR にとって全国で 26 件目､神奈川県内では 5 件目の着工となります｡地鎮祭には駐日英国大使ﾎﾟｰﾙ･ﾏﾃﾞﾝ氏にもご臨席いただき､ﾎﾟｰﾙ･ﾏﾃﾞﾝ大使には｢ESR の成?には目を見張っており､英国出身のﾋﾞｼﾞﾈｽﾏﾝが日本で大きな成果を収めていることは､ｽﾁｭｱｰﾄの友人としてもとても嬉しい｡2020 年は新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽにより､世界経済は深刻な影響がでており､辛い経験もあったが､本日このような晴れやかな場に立ち会えたことはとても喜ばしい｣という祝辞も頂戴いたしました｡
＜ESR 株式会社代表取締役ｽﾁｭｱｰﾄ･ｷﾞﾌﾞｿﾝ＞
｢東扇島 DC は自身の子供のように愛おしく､特に思い入れがあります｡土地を購入してから 4 年間､いくつもの壁がありましたが､全てのｽﾃｲｸﾎﾙﾀﾞｰにご納得いただけるよう ESR ﾁｰﾑ一丸となって誠心誠意取り組んできた結果､ようやく東扇島 DC について皆様にお知らせできることが大変嬉しく､光栄に思っております｡ｱﾒﾆﾃｨは特に力を入れており､例えばﾃﾅﾝﾄ様や弊社社員も東京湾の最高の眺めと美味しい食事を楽しめるﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑやﾊﾞｰ､ﾎﾞｳﾘﾝｸﾞﾚｰﾝなど､さらに物流施設を進化させ､ﾜｰｶｰ様により快適にお過ごしいただけるよう､過去最高ﾚﾍﾞﾙのものを計画しております｡東扇島 DC が ESR の歴史においてもﾗﾝﾄﾞﾏｰｸﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄとなり､都市開発のｹｰｽｽﾀﾃﾞｨとなるよう､無事の竣工を願い､成功に向け引き続き邁進してまいります｡｣
■ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ完成ｲﾒｰｼﾞﾋﾞﾃﾞｵ（2 分 28 秒） URL www.esr.com/video/ESR_HigashiOgishimaDC.mp4
■地鎮祭／東急建設（株）東扇島 DC 作業所?･中原健人氏からの当施設建築にあったての所信／ESR ｼﾆｱﾃﾞｨﾚｸﾀｰｺﾝｽﾄﾗｸｼｮﾝﾁｰﾑﾍｯﾄﾞ･武田諭から施設概要等の説明／ｽﾁｭｱｰﾄ･ｷﾞﾌﾞｿﾝの挨拶等をまとめた動画をご用意しました｡是非ご高覧ください｡（約 10 分）
URL https://youtu.be/tz_qdNvNeRk
※CASBEE－国土交通省が主導する（財）建築環境･省ｴﾈﾙｷﾞｰ機構内にて開発が進められている建物の環境性能および建物以外の環境性能を総合的に評価､格付けする建築環境総合性能評価ｼｽﾃﾑ
＜ ESR 東扇島ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ（第 1 期）施設概要＞
□所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島 21 □敷地面積:77,725 ㎡（23,512 坪）
□延床面積:365,385 ㎡（110,529 坪）
□着工:2021 年 3 月（予定）
□竣工:2023 年 3 月 31 日（予定）
□構造:9 階建て／免震構造／PCaPC 造
□用途地域:工業専用地域
□企画設計･ﾏｽﾀｰﾌﾟﾗﾝ･基本計画:ESR 株式会社ｽﾁｭｱｰﾄ･ｷﾞﾌﾞｿﾝ､武田諭､松谷将幸
□設計･施工:東急建設株式会社（※ｱﾒﾆﾃｨｴﾘｱおよびﾗﾝﾄﾞｽｹｰﾌﾟﾃﾞｻﾞｲﾝを除く）
□ｱｸｾｽ:
【車】首都高速湾岸線｢東扇島 IC｣より 1km
【ﾊﾞｽ】川崎市ﾊﾞｽ｢東扇島東公園前｣下車徒歩 4 分(当ﾊﾞｽ停まで｢川崎駅前｣より約 40 分)
※東扇島 DC-JR 川崎駅の送迎ﾊﾞｽを運行予定
□羽田空港へ 10km／川崎港ｺﾝﾃﾅﾀｰﾐﾅﾙへ 3.5km／横浜港大黒ふ頭へ 15km／東京都心へ 25km ※第 1 期の倉庫仕様､ｱﾒﾆﾃｨｴﾘｱ詳細計画等につきましては現在検討中です｡
※第 2 期は 2025 年竣工を目標に計画中で､敷地面積:66,127 ㎡（19,990 坪）延床面積:306,000 ㎡（92,504 坪）を予定しております｡（詳細未定）