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■佐渡汽船/19億7300万円の経常損失を計上(2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
2020年12月期? 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円  
            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益
2020年12月期第3四半期 5,304 △40.1  △1,920 −  △1,973 −  △2,735 −
2019年12月期第3四半期 8,850 0.2    57 40.9   △24 −    △67 −
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 △2,771百万円 (−%) 2019年12月期第3四半期 △58百万円 (−%)
(略)
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により国内外の経済活動や社 会活動は縮小し、企業収益の悪化や個人消費の落ち込みなど、極めて厳しい状況が続いております。 当社グループにおいては、3月より徐々に新型コロナウイルス感染症拡大の影響がみられ、4月7日以降の緊急 事態宣言発令を契機に、観光客の予約キャンセルや、ビジネス客及び佐渡市民の移動自粛により、当社グループの 利用は著しく減少しました。都道府県をまたぐ移動の自粛は6月19日に全国を対象に解除されたことにより、当社 グループの利用は回復傾向にありましたが、最盛期である8月は学校の夏休み期間の短縮や新型コロナウイルス感 染症の再拡大と重なり、旅行や帰省の自粛が行われた影響を受け、業績は低調に推移しました。 このような状況を踏まえ、当社グループでは緊急の危機対応として食堂・観光・宿泊施設等の臨時休業や時間短 縮営業、運航ダイヤを変更し一部の便を運休とするダイヤで運航を行っております。 9月以降については、4連休効果や政府による「Go Toトラベルキャンペーン」の効果、そして、延期されてい た新潟県内の小学校の修学旅行が予定通り実施されていることなどにより、当社グループの利用は回復傾向にあり ますが、現状では新型コロナウイルス感染症の収束は見えず、今後、秋冬に向けインフルエンザとのツインデミッ クも懸念される中では需要の回復に一定期間を要すると見込まれ、当社グループの経営にとって引き続き厳しい状 況が続くものと思われます。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,304,248千円(前年同期比40.1%減)、営業損失は 1,920,882千円(前年同期は57,918千円の営業利益)、経常損失は1,973,569千円(前年同期は24,777千円の経常損 失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,735,862千円(前年同期は67,217千円の親会社株主に帰属する四半 期純損失)となりました。 なお現在、当社ではお客様及び従業員の健康と安全のため、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、@カ ーフェリー船内及びターミナル内に消毒用アルコール液の設置、A船員及びターミナル接客スタッフのマスク着用 や始業前の検温等による健康管理の強化、B船内及びターミナル内の換気、C船内及びターミナル内のアルコール 液による消毒、D船内における毛布貸出しの自粛(2020年11月11日から貸出を再開)、E乗船前のサーモグラフィ による検温及び健康チェック、F乗船名簿記入のお願い、Gソーシャルディスタンスの確保、H飛沫感染を防止す るためのビニールシートの設置、I船内でのソーシャルディスタンスの確保のため、ジェットフォイル及びカーフ ェリーの指定席の発売数を通常の8割程度を上限として制限、Jジェットフォイル船内に「抗ウイルス」「抗菌」 「消臭」効果のある光触媒コーティング加工を実施、Kジェットフォイル船内に「ウイルス」「雑菌」「臭いの 元」を分解して空気を浄化する低濃度オゾン発生装置の設置等の対策を行い、お客様に安心してご利用いただける よう努めております。 セグメントごとの経営成績は、以下の通りであります。なお、当社グループの売上高は事業の性質上、第3四半 期に著しく増加する傾向にあり季節的変動が顕著であります。
@海運
当第3四半期連結累計期間の旅客輸送人員は524,516人(前年同期比55.1%減)、自動車航送台数は乗用車換 算で123,257台(前年同期比28.7%減)、貨物輸送トン数は97,382トン(前年同期比6.9%減)となりました。 売上高は、主要3部門のうち旅客、航送が新型コロナウイルス感染症拡大の影響により輸送量が著しく減少し たことから前年同期と比べ大幅に減少しました。これに対応するため運航ダイヤを変更し一部の便を運休とする ダイヤで運航を行っていることや、世界的な経済活動の停滞により原油価格が下落したことから船舶燃料費は減 少しました。また、その他の費用についても予算をゼロベースで見直し費用の削減に努めましたが、売上高の大 幅な減少によりセグメント損失は前年同期と比べ悪化しました。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,551,946千円(前年同期比41.2%減)、セグメント損失 (営業損失)は1,659,113千円(前年同期は25,346千円のセグメント損失(営業損失))となりました。
A一般貨物自動車運送
年初は暖冬の影響で季節商品の動きが鈍かったこと、その後は新型コロナウイルスの影響により輸送が鈍った ことや、企業等で転勤が控えられたため引越しの取扱いが減少したことなどにより、売上高は前年同期を下回り ました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は1,017,269千円(前年同期比11.0%減)、セグメント損失(営業損失) は34,911千円(前年同期は4,153千円のセグメント利益(営業利益))となりました。
B売店・飲食
2020年4月、政府により緊急事態宣言が発令された際は、緊急の危機対応として売店、食堂等の臨時休業を行 いました。最盛期の8月も学校の夏休み期間の短縮や新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響により、旅行や 帰省が自粛された影響を受け、業績は低調に推移したことから、売上高は前年同期を下回りました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は380,050千円(前年同期比56.6%減)、セグメント損失(営業損失)は 120,016千円(前年同期は29,894千円のセグメント利益(営業利益))となりました。
C観光
2020年4月、政府により緊急事態宣言が発令された際は、緊急の危機対応として宿泊施設、観光施設等の臨時 休業を行いました。最盛期の8月も学校の夏休み期間の短縮や新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響によ り、旅行や帰省が自粛された影響を受け、業績は低調に推移しました。また、旅行業においては、例年、ゴール デンウイーク明けから夏前にかけて実施される新潟県内の小学校の修学旅行が秋に延期されたことにより、団体 旅行の取扱いが著しく減少しました。このため、売上高は前年同期を下回りました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は221,179千円(前年同期比62.0%減)、セグメント損失(営業損失)は 111,324千円(前年同期は7,676千円のセグメント利益(営業利益))となりました。
D不動産賃貸
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により佐渡市民が移動を自粛しているため、両津港ターミナル周辺の航 路利用者用の駐車場収入が減少したことから、売上高は前年同期を下回りました。費用面においては、施設改修 等の設備投資により減価償却費が増加しました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は65,505千円(前年同期比19.1%減)、セグメント損失(営業損失)は 13,440千円(前年同期は12,152千円のセグメント利益(営業利益))となりました。
Eその他
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により受注先の費用削減が行われたため、建物サービス業における修繕 工事の受注が減少し、売上高は前年同期を下回りました。 当第3四半期連結累計期間の売上高は68,299千円(前年同期比44.9%減)、セグメント損失(営業損失)は 741千円(前年同期は9,553千円のセグメント利益(営業利益))となりました。
(略)
 
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