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■商船三井/WAKASHIO、モーリシャス沖に折れた船体前方部分が海に沈下との報告




WAKASHIO 座礁および油濁発生の件(その7)


2020年08月25日
当社が長鋪汽船株式会社の子会社(以下「船主」)からチャーターし、ブラジルから鉄鉱石を運ぶ予定であったばら積み貨物船WAKASHIO(以下「本船」)は、インド洋航行中のモーリシャス島沖で、現地時間7月25日(土)に座礁により自力航行不能に陥りました。救助作業中の現地時間8月6日(木)に燃料油が流出し、現地時間8月15日(土)に船体が2つに分断しました。

船体前方部分は、現地時間8月19日に離礁し、モーリシャス政府が指定した同国領海内の海域に曳航され、現地時間8月21日に、モーリシャス政府から船主に海洋沈下するよう指示がありました。船主からは、現地時間8月24日に、モーリシャス政府の指示に基づき、専門家チームにより作動油の除去などの対策した上で、船体前方部分をモーリシャス領海内に沈下させたとの連絡を受けました。モーリシャス政府の指示、および同国国内法や国際法令に則り処分が行われたものと認識しています。
船体後方部分は、関係当局および船主手配の専門家チームが撤去計画を検討しています。

【当社の現地での活動について】
現地では油流出による環境への影響を軽減すべく、船主が手配した専門家チームが油濁回収資材を用いて、関係当局や現地ボランティアの方々と連携しながら流出油の回収を進めています。
当社は、こうしたモーリシャスにおける活動を傭船者としてサポートすべく、人員の派遣や物資の提供を以下の通り実施しています。

当社が、当局との連携、情報収集、油濁拡大防止、流出油回収の支援を目的に、派遣した6名の人員は現地時間8月12日に到着しています。また、支援物資のロジステイクスを担当する当社グループ会社社員1名が現地時間8月22日に到着しています。次の人員の追加派遣は8月末までに実施予定です。
現地では、新型コロナウィルスの感染拡大防止策に基づき、入国から最短14日間は外出制限されますが、各相手先との情報収集・折衝と、具体的行動計画の検討に注力しています。
当社が手配した現地での油清掃に必要な物資は空輸で8月23日(日)より現地に到着しています。防護服やマスク、油吸着材などの追加物資は8月26日(水)と8月28日(金)頃の現地到着を予定しています。今後も現地で油濁清掃に必要な資材を提供していく予定です。

当社は引き続き、モーリシャスおよび日本の関係当局と連携して、船主と共に早期の事態解決に向けて取り組みます。



 
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