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■日本郵船/タンク内の液面計測器「Honesty」注文台数が1000台を突破


タンク内の液面計測器「Honesty」注文台数が1000台を突破




2020年05月26日


〜計測作業時間を約75%短縮〜


日本郵船株式会社株式会社MTIセムコ株式会社

当社および株式会社MTIが共同研究開発し、セムコ株式会社が販売する、貨物船における燃料タンクを始め、バラストタンク等の各種タンク内における液面計測作業の効率化を可能にする、タンクサウンディング(注1)装置「Honesty」(一部機能につき特許取得済)の注文台数が1000台を突破しました。本装置は、従来現場で抱えていたタンク内の液面計測に必要な時間を大幅に短縮し、乗組員の作業負荷を軽減する事、正確な数量計測によって燃料サプライヤーとの間に生じる補油数量の誤差を解消する事を狙いとして開発されました。2014年6月の販売開始後、大幅な計測作業時間短縮(従来比約75%削減)、正確な数量計測が評価され、ユーザーの皆様からは「滞在、荷役時間の短い寄港地でのバラストタンクの計測のスピードアップに役立った」「未経験者でも簡単に計測できた」「透明な水でも正確に計測できた」といった声が寄せられ、大変ご好評を頂いております。

【Honestyの特徴】

1.ランプとブザーでお知らせ  ・計測メジャーの先端に搭載したセンサーが液面に触れると、手元のランプとブザーが作動。表示された数値で液面までの距離が正確に把握   できます。  ・従来の、タンク内液面までの距離予測に従ってサウンディングテープをタンクに挿入し、テープの目盛りに付着した液体を目視で確認する   作業が不要となりました。2.泡には反応せず、液面を感知  ・センサーは液面上の泡に反応しないため、カプチーノバンカー(注2)が発生した場合も実際の液位が計測され、正確な補油量が計測可能   です3.さまざまな液体に正確に反応   ・MGOや、従来難しかった海水、清水の液面計測も可能です4.持ち運びに便利なポータブル式  ・軽量で持ち運びが自由。電源には一般規格の電池を使用、外部電源も不要です今後も利用者からのフィードバックをもとに改良を重ね、製品の品質向上に取り組みます。







「Honesty」写真






当社グループは中期経営計画 "Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green"に基づきデジタライゼーションの取り組みを加速させ、今後もパートナーと連携する事で海事産業のイノベーションに取り組みます。

(注1) タンクサウンディング船に搭載されているタンク内の液体の深さやタンク頂部から液面までの距離を計測する事(注2) カプチーノバンカー燃料油に細かな気泡が混ざった状態で船に供給され、実際の量よりもかさが増して見える状態

【製品情報】



https://www.semco-ltd.com/product/





 
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