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■苫小牧市港湾局/苫小牧港とバンクーバー港がLNGバンカリングの促進に向けた覚書を締結



苫小牧港とバンクーバー港がLNGバンカリングの促進に向けた覚書を締結





2020年3月 6日


1 覚書締結の目的と連携内容: アジア側の最東端に位置する苫小牧港は、フェリーやRORO船等の中長距離定期航路が週120便ほど就航しており、海上取扱貨物量が国内4位である北日本最大の国際拠点港湾です。一方、北米西岸の最西端に位置するカナダ・バンクーバー港は、フェリーやRORO船、自動車専用船等が就航しており、海上取扱貨物量が北米3位であるカナダ最大の港湾です。両港がそれぞれLNGバンカリングに関する取組を推進しているところ、両港間で積極的にLNGバンカリングに関する情報交換等の連携を行うことで、両港の内航船舶及びアジアと北米を結ぶ太平洋を横断する国際船舶のLNG燃料の更なる普及促進を図り、IMO(国際海事機関)による排出ガス規制の強化や温室効果ガス(GHG)削減等に貢献を目指すべく、このたび、船舶のLNG燃料※2の普及及びLNGバンカリングの促進に関する覚書を締結しました。 今回の覚書締結に基づく両港の連携に加え、今後は、LNGバンカリングをはじめとする環境負荷軽減の取組みにおける港湾連携の具体的内容として、フェリー、RORO船、コンテナ船等の内航海運業界やターミナル事業者等苫小牧港の海事関係者や、苫小牧港近郊をはじめとする国内でのLNG供給のみならず海外でもLNG取扱いを含む事業活動を営む石油資源開発株式会社(JAPEX)等、関係する民間企業ベースの情報交換と活発な交流が進展することで、苫小牧港の取組みがリードする形で国内各地で環境にやさしい港湾拠点形成が進むことを期待するものであります。
 
2 締結日:令和2年3月5日
 
3 署名場所:バンクーバー港湾局
 
4 署名者:  苫小牧港管理組合 管理者 岩倉 博文(代理:専任副管理者 佐々木 秀郎)  バンクーバー港湾局 管理者 ロビン シルベスター(代理:副管理者 ダンカン ウィルソン)
  *署名式には、ファジル ミラー カナダ ブリティッシュコロンビア州雇用・貿易・技術副大臣、   多田雅代 在バンクーバー日本国総領事館副総領事も同席されました。
 
※1 LNGバンカリングとは、船舶へのLNG(液化天然ガス)燃料供給のことです。※2 従来の重油に比べ、硫黄酸化物(SOX)は約100%、窒素酸化物(NOX)は最大80%、二酸化炭素(CO2)は約30%の削減が見込めるため、世界的な環境規制強化の中、船舶燃料の低炭素化に向けた有効な手段の一つであります。
 

報道発表資料(pdf)
参考資料(pdf)
 

前方左:バンクーバー港湾局 ウィルソン副管理者、前方右:苫小牧港管理組合 佐々木専任副管理者、後方左:ブリティッシュコロンビア州 ミラー副大臣、後方右:在バンクーバー日本国領事館 多田副総領事


 
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